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2025年10月25日号

大阪豊能・眞如寺で秋期百部経法要

豊能251104【大阪豊能】秋期百部経法要が10月25日に能勢町眞如寺で開催され、約170人の檀信徒が参列した。

法要は植田観樹住職を導師として営まれ、第400遠忌を迎えた能勢一円法華の成立に寄与した、同寺開基・能勢頼次公への報恩の誠が捧げられた。式中では、能勢の歌題目が奉唱され、住職がその威徳を称える奉告文を奉読。また、日本を代表する国際的尺八奏者で、直簫流宗家の田嶋直士氏による奉納演奏も行われ、法華経への帰依と平和の祈りをテーマに、尺八曲「打波の曲」が演奏された。「打波」は語感から「打破」に通じ、波の如く次々に押し寄せる困難を打ち破り、平和な世と万人の幸せを願い続けた頼次公の志を今に伝えるものであった。

法要後には、石川県七尾市本延寺住職河﨑俊宏師による「お題目の心と実践~能登半島地震より」と題した法話が行われた。師は能登半島地震の出来事を通して、仏教徒として私たちに何ができるのか、そして平和について今一度考えてほしいと説かれ、参詣者は深く聞き入っていた。

また、同寺では、法要の開催に先立ち、能勢家の鼻祖である多田満仲公以来、代々能勢家に伝わる妙見菩薩像の修復事業をはじめ、檀信徒一丸となって境内整備を進めてきた。

2025年9月19日号

大阪豊能 第93回一日研修道場

豊能251003【大阪豊能】宗務所主催、檀信徒協議会が後援する第93回「一日研修道場」(昭和56年以来、年2回開催)が9月19日、能勢町興徳寺(渋谷泰雅住職)で開催され、檀信徒36人が参加した。開式の法味言上に続いて、書写行の後、植田観樹師(能勢町眞如寺住職)の講義『法華経の行者日蓮聖人 その6』を聴き、午後は、松森孝雄師(和歌山県龍光寺住職)を迎え「知縁報恩“縁”を知り、“恩”に報いる」をテーマに法話を聴いた。最後に唱題行を行い、研修は締めくくられた。

2025年9月6日号

大阪豊能 青年会結成50周年記念法要

豊能250916②【大阪豊能】豊能日蓮宗青年会の結成50周年記念法要が9月6日、豊中市新福寺で営まれた。水谷進良会長導師のもと現会員5人が出仕。水谷会長が御宝前にて奉告文を読み上げ、50年の歩みを振り返った。後半には物故先師の報恩法要も行われ、事前に作成された「過去帳」に法名が記され、先師の徳を偲んだ。

同会は昭和50年9月6日、髙川法晴師(能勢町七寶寺現院首)を初代会長に会員13人で発足。以来、教義研鑽や法要儀軌の研修、機関紙の発行に加え、寒中の街頭唱題行脚を活動の柱として取り組んできた。

この唱題行脚で代々使用されてきた「玄題旗」は、長年の風雪に耐え破れや汚れが目立っていたが、この50周年を機に修繕。法要当日、新たに生まれ変わった旗が御宝前に奉安され、会員らはその伝統を象徴する旗を見つめた。この日、現会員にとっては、先輩が護り育ててきた「豊能日青会」の重みと責任を改めて確認し、後進へと継承していく節目の機会となった。

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