全国の通信記事
2025年10月18日号
大阪市・1泊2日で身延輪番奉仕団 81名参加
【大阪市】大阪市宗務所(下土井龍永所長)は10月18日から19日の一泊二日で身延輪番奉仕団参を主催し、僧侶檀信徒総勢81名が参加した。
初日は早朝より新大阪駅を出発し、昼過ぎに身延に到着。清水房、麓坊に分かれて昼食の後、お題目をお唱えしながら日蓮聖人御廟所へ参拝し、祖願達成の祈りを捧げた。その後は、下町の商店街で各々の時間を過ごした。
翌日は朝勤に参列した後、大本堂にて身延山副総務・布教部長の豊田慈證師によるご法話を拝聴した。引き続き持田日勇法主猊下より委嘱を受け、下土井所長導師のもと輪番奉仕の法儀が執り行われ、檀信徒を代表して、大阪市檀信徒協議会、武田家治会長が「誓いの言葉」を読み上げた。御真骨堂にて敬拝の後、霊山の契を頂戴した。身延山に別れを告げ、日本平ホテルにて昼食を頂き、新大阪駅にて解散となった。
参加した檀信徒は、「太鼓の音、お題目の声、ご法話の一言一言にも、身延山の息吹が感じられとても感動した。また是非お参りさせて頂きたい。」と信心を新たにしていた。
2025年10月11日号
大阪市 日蓮聖人御入滅報恩御会式
【大阪市】10月11日(土)「第744回 日蓮大聖人御入滅報恩御会式大法要~いのりの集い!~」が法性寺において開催された。
午後12時半より法性寺本堂において大阪日蓮宗青年会 下土井龍慧師による前座法話が始まると、堂外では大阪日蓮宗青年会が団扇太鼓の音も高らかに会場周辺を行脚で巡り、午後1時より大阪市布教師会 橋本貫宏師による本法話があった。法話の後、境内では法性寺檀信徒並びに管区信徒青年会による纏の奉納が行われた。その後、午後2時より下土井宗務所長導師のもと報恩法要が厳修された。今年も法要に先立ち、桜の短冊に参加者の祈願をしたためた祈願桜の奉納が行われた。次いで大阪市教化センターが作成したリーフレット「いのり」を出席者全員でお読みし、仏様への感謝の想いと共に世界平和への祈りを捧げた。続いて檀信徒協議会による落語会が開催され、午後4時半には~いのりの集い!~全日程が終了した。
2025年10月8日号
大阪市 布教師会が教師研修会
【大阪市】布教師会による令和7年度 教師研修会が10月8日、大阪府社会福祉会館にて午後1時半~午後5時まで開かれ、管内外から40名の参加があった。日蓮宗専任布教師・日蓮宗布教専修師・勧学院 嗣学職である大阪市中央区寶泉寺住職の村尾泰孝師を講師に迎え『日蓮聖人の法華経観Ⅲ』というテーマで行われた。
昨年より4回連続の講義で、今年は3回目にあたる。前半の講義では昨年の復習を中心に語られ、休憩の後、後半の講義では、『如来滅後五五百歳始観心本尊抄』の概説をお話しいただいた。主に『観心本尊抄副状』からの引用で説明いただき、本抄の重要さ、深淵な内容をと大聖人の想いとは何だったのか等々、分りやすくご教示頂いた。日蓮聖人の置かれた環境、想いを知るにつけ、我々教師がどのような想い、覚悟で教学に励まなければならないか、あらためて思い直す機会となり、非常に有意義な時間であった。



















