全国の通信記事
2026年7月25日号
京都1 近畿地区僧風林
【京都1】令和8年7月25日から31日までの一週間、京都市左京区本山頂妙寺(田中日淳貫首)に
おいて、令和8年度近畿地区僧風林が開林された。
今年は、近畿教区は本より全国各地より17名(男性13名、女性4名)の林生が参加した。
僧風林期間中、林生たちは互いに励まし合いながら、朝の起床から夜の就寝まで、読経や仏伝・祖伝の学習、写経、法要式の実践練習など、密度の濃い修行の日々を送った。
また、比叡山延暦寺や横川定光院への参拝も行い、日蓮聖人の足跡に直接触れる貴重な体験を通して、僧侶としての基礎を心身ともに培った。
最終日には、京都八本山の貫首方や近畿教区内の各聖に加え、林生の師匠・ご家族・親族
の見守る中、田中日淳貫首を導師に一週間の修行の成果を示す集大成である模範法要を林生のみで堂々と厳修しました。
閉林式では、林長である田中日淳貫首より、「この一週間で学んだことを心の支えとし、
信仰の柱としてこれからの成長につなげてください」と、林生たちへ温かくも力強い激励
の言葉が贈られ、幕を閉じました。
2026年6月15日号
京都1 横川定光院護持顕彰会総会
【京都1】6月15日、京都市内のホテルにて令和8年度横川定光院護持顕彰会(魚井啓瑞会長)の総会が開催され、宗務院より綿谷即俊教務部長他、近畿12管区の宗務所長、小田和幸主管(京都一部宗務所長)、藤岡智康定光院主任、事務局員の22名が出席した。
議事では、各担当より令和7年度事業報告並決算報告、令和8年度事業計画案並予算案の報告があり全会一致で了承された。
また、定光院のある横川の環境により湿度が常に高いこと、経年劣化による痛みや地盤沈下による建物の修正工事、境内地・参道の整備、本堂照明のLED灯交換などの報告がされた。
次に、藤岡智康定光院主任より令和7年度の団体参拝者・月別の団体個人の参拝人数等が年々減少していること、顕彰会会費納入の減少に寺観の整備・維持をすることの難しさが報告された。
その報告を受け、当会では管区更には全国の寺院・檀信徒へ横川定光院の位置づけを再認識いただき維持運営をする事が確認され散会された。
2026年3月25日号
京都1 浄土真宗西本願寺参拝研修
【京都1】令和八年三月二十五日、京都市下京区の西本願寺において、諸宗遊学の一環として参拝研修が実施され、管内教師十二名、寺庭婦人二名の計十四名が参加した。
当日は午前九時五十分に本願寺北側駐車場に集合し、安穏殿にて勤行に参列した。『仏説無量寿経』偈文による節付読経は、抑揚豊かに堂内に響き渡り、日頃親しむ読経とは異なる趣の中で、浄土真宗の儀礼の厳粛さと美しさを体感する機会となった。
続いて行われた法話では、浄土真宗本願寺派布教師の若林唯人師が登壇し、阿弥陀仏の本願を軸とした教えを、平易な言葉で丁寧に説かれた。その語り口は、聴衆に寄り添いながらも教義の核心を的確に伝えるものであり、他宗における法話の実践を学ぶ貴重な機会となった。
その後、御影堂や阿弥陀堂をはじめ、通常非公開である国宝・飛雲閣、さらに書院の襖絵や天井画などの拝観が行われた。壮麗な堂宇と洗練された意匠の数々は、浄土真宗の長い歴史と美意識を今に伝えるものであり、宗教空間が持つ力とその表現の豊かさを実感するひとときとなった。
昼食はデュシタニ京都にてとられ、和やかな雰囲気の中、参加者同士で活発な意見交換が行われた。それぞれが当日の学びや気づきを共有し、今後の教化活動にどのように活かしていくかについて、率直な議論が交わされた。
本研修は、他宗の教化実践に直接触れることを通して、自宗の在り方を見つめ直す貴重な機会となった。単なる施設見学にとどまらず、実際の勤行や法話を体験したことにより、布教の現場における工夫や姿勢について具体的な示唆を得ることができた点は大きな成果である。
また、歴史的建造物や宗教空間に身を置くことで、教えがいかに形として表現され、今日まで伝承されてきたかを体感的に理解することができた。今回得られた知見は、今後の法要や法話、さらには檀信徒との関わりの中で活かされ、各々の教化活動の充実につながることが期待される。



















