全国の通信記事
2024年9月10日号
青森 青森・愛知部経会合同読誦会
【青森】青森県一部経読誦会(木立智大事務局)は9月10日、黒石市法峠寺別院(木立知孝住職)を会場に、愛知部経会と合同で法華経一部読誦法要を営み、24人が出座した。
同法要は本年5月に開催された全国日蓮宗青年会中部結集名古屋大会の際に、愛知部経会より合同で読誦法要を行えないか打診があり、開催に至った。
猛暑の中、木鉦は何処を唱えているか明快になるよう意識しながら、一巻ずつ交代で叩き、一人一人助け合い、汗を垂らしながら5時間かけて一部経を読誦した。
最後に木立事務局は「皆様と法華経一部読誦をでき、沢山の福徳を頂戴致しまして、非常に有り難い読誦会であった」と感謝の言葉を述べ法要は終了した。
2024年3月5日号
青森 第4回声明の日
【青森】日蓮宗青森県声明師会(最上泰滉会長)は3月5日、弘前市満行院(齊藤誠悦住職)を会場に最上会長導師のもと、能登半島地震物故者諸霊追善法要を営み、管内教師20人が参列した。
同法要では本年元旦に発生した能登半島地震で亡くなられた方々、東日本大震災を含む、これまで発生した自然災害により尊き命を失いし物故者の霊位に合わせ、重ねて管内において遷化された先師上人への回向供養を行った。
最後に最上会長は「亡くなられた方々のために読誦、唱題、声明を唱え回向供養を捧げるとともに、震災地での1日も早い復興を祈念する」と述べ法要は終了した。
2023年3月11日号
青森・東日本大震災13回忌慰霊供養
【青森】3月11日、外ヶ浜町 聞法寺(工藤堯愼住職)に於いて「東日本大震災慰霊 第十三回忌読経供養・天晴地明祈祷法要」が木立知孝修法師会会長導師のもと、各会教師・聞法寺総代・役員のご協力を得て執り行われた。
挨拶で木立会長は「修法師会では、東日本大震災の翌年より犠牲者一霊に寿量品一巻の功徳を捧げる願行を続け、「1万9千132巻」の巻数経功徳を、平成31年3月の結願法要にて納めさせていただいた。今後も読誦唱題を震災犠牲者の御魂に届けて参ります」と述べられた。
法要後、海岸散華供養のため、目的地の海岸まで全出仕僧が唱題行脚。海岸に到着し一読後、水に溶ける
白鳥の折り紙と桜花の散華を風に乗せて舞わせた。
春彼岸を望む陽光を前に、仏天に舞った散華に慰霊の想いをのせ、大音声でお題目を唱えた。