全国の通信記事
2024年11月5日号
静岡西 歳末たすけあい行脚
【静岡西】静岡県西部青年会(鈴木康順 会長)は令和6年11月5日、掛川市横須賀の妙徳寺(井田貞鳳住職)から妙龍寺(中村法明住職)、善立寺(長谷壽謙住職)までの往復ルートにて歳末たすけあい募金行脚を行った。
午後1時、管内より若手や青年会OBの僧侶ら約10名が参加し、お題目の旗を先頭に団扇太鼓をたたき隊列を組んで行脚が始まった。迫力あるうちわ太鼓の音が、古き良き街道沿いの景観が残る横須賀の住宅街こだました。行脚僧の姿を目にし、下校途中の児童らが道路をはさんで隊について歩くほほえましい姿も見られた。途中の妙龍寺や善立寺等では熱心な出迎えを受け、夕方4時すぎ頃妙徳寺に帰着、往復約4.2キロメートルの行程が終了した。管内各寺院から、また行脚中に寄せられた募金は、後日地元の社会福祉協議会等に寄付される予定だ。
2024年2月12日号
静岡西 塩川賢成師帰山式
【静岡西】初行を成満した塩川賢成上人の帰山奉告式が二月十二日、掛川市の正願寺(中村宏人 住職)にて行われ、檀信徒・管内修法師会会員僧侶ら約六十名が集まった。修行中に足を悪くして成満後急きょ病院での治療となった塩川師だったが、帰山奉告式では力強い発声と修法の姿で、参列の檀信徒らは熱心に手をあわせていた。謝辞で塩川師は、正願寺住職中村宏人上人ならびに檀信徒の各位に篤く感謝の思いを述べた。
2023年9月27日号
静岡西 梅澤信義上人本葬儀
【静岡西】九月二十七日、浜松市天竜区の妙雲寺(梅澤仁孝住職)にて、前住職、梅澤信義師の遷化にともない、中村宏人静岡西部宗務所長を導師に仰ぎ本葬儀が執り行われた。梅澤信義師は公務員の勤めに励みながら、妙雲寺住職としても境内伽藍を整備するなど、地域の檀信徒とともに地元に根付いたお寺づくりに邁進、令和三年には後嗣梅澤仁孝師に法灯継承後、浜松市南区本蓮寺の住職として引きつづき法務に邁進されていた。本年八月十九日、遷化。世壽満七十四才。