全国の通信記事
2025年8月2日号
静岡中 桔梗地蔵法要
【静岡中】8月2日、管内青年会五明会(永野雅泉会長)は静岡市葵区にある田町南公園にて桔梗地蔵法要を行った。本年は近隣住民20名ほどが参列、五明会会員6名が出仕した。
この公園のある地区は、元は桔梗原という地名で、江戸時代に牢屋で亡くなり引き取り手のない囚人や牢屋後庭で斬首された胴体が、この地に運び込まれて埋葬され、その供養の為に地蔵が建立された。
当日は16時より永田壽生上人(蓮長寺修徒)導師のもと、読経修法を行い、法要後は笠井恒明上人(妙蓮寺修徒)によって「お経を読む」事の意義、そしてお経を読むことを通じ目に見えない存在に対し心を通わせる事の大切さを説く法話が行われた。当日は30度を超える真夏日であったが地域住民たちは桔梗地蔵に対し地域の安全を真摯に願い、手を合わせる姿が印象的であった。
2025年6月23日号
静岡中 檀信徒協議会総会
【静岡中】6月23日午後1時より、「令和7年度檀信徒協議会総会」が静岡県富士市の交流プラザにおいて開催され、管内寺院の総代102名が出席した。
総会では、会長の米山勝氏より全国檀信徒協議会総会の報告があり、「我々檀信徒は宗門の応援団。布教方針『いのちに合掌』の推進のため、これからも宗門と力を合わせてまいりましょう」と挨拶があった。
続いての研修講演では、先日の教師大会で石川県第二部宗務所長・大句哲正上人が講演された「能登半島地震のその後」を収めた映像が上映され、出席者はメモを取るなどして熱心に視聴していた。静岡中部ではとりわけ災害関連への関心が高く、昨年の総会でも能登への30万円の義援金が満場一致で承認されている。
また、日蓮宗新聞静岡県支部長・田中堯舜上人による購読推進の講義が行われ、試し読み用の紙面を用いて、具体的にどのような記事が掲載されているかを解説した。
最後に宗務所長・塚本智秀上人が日蓮大聖人750遠忌に向けた取り組みを紹介し、「檀信徒の皆様にもご理解いただき、ご協力を賜りたい」と述べ、総会は閉会した。
2025年6月11日号
静岡中 法華和讃信行会
【静岡部】静岡県法華和讃振興会は、6月11日に法華和讃信行会を富士市萬部山
一乗寺(杉田秀幸住職)にて開催し、寺庭婦人・檀信徒約60名が参加した。
研修では、本年9月に身延山にて予定されている御廟所を拝しての法華和讃信行会に向け、聖詠三首・日蓮聖人御一代記を中心に奉詠するにあたって注意すべき点や、間違えやすい ポイント等について確認した。
また、音楽講師・声楽家として活躍されている府川ゆり子さんを講師として招き『わくわくボイストレーニング2』と題して研修を行った。研修内では声が出しやすいストレッチ、 腹式呼吸の実践等を実際に体験しながら学んだ。
府川ゆり子さんを信行会に招いての研修は今回で第2回目となり、参加者は前回の研修を踏まえてさらに呼吸への意識を深めるに至り、研修内にて奉詠した和讃はこれまでよりも一層綺麗に堂内に響いていた。



















