全国の通信記事
2025年10月17日号
新潟西 合同研修会
【新潟西】10月17日、柏崎市文化会館アルフォーレにおいて、新潟県西部宗務所(竹岡智大所長)主催による管内寺院教師・寺庭婦人・檀信徒の合同研修会が開催され、あわせて83名が参加した。
講師には、令和6年の能登半島地震および同年に発生した豪雨水害で甚大な被害を受け、今も復興に尽力している石川県珠洲市・本住寺住職の大句哲正上人を迎えた。
上人は、被災地の現状や復興活動の様子、そして法華経とお題目に支えられた日々について語り「災害はいついかなる時に訪れるかわからないが、『必ず来る』という心構えをもって備えることが大切。まずは自分の身は自分で守り、そのうえでお互いに助け合う互助の精神を忘れないでほ
2025年7月15日号
新潟西 柏崎番神堂萬巻会
【新潟西】7月15日、柏崎市の番神堂(田村照明主管)で「萬巻会」が営まれた。
番神堂は、佐渡配流から赦免された日蓮大聖人が着岸した番神海岸を見下ろす岬に建つお堂で、祀られる三十番神は大聖人自ら勧請したと伝わる。この日、午後2時より僧侶7名が出仕して大祈祷会が行われ、参拝者の祈願のほか、地域や世界の安寧が祈られた。法要後には、主管の田村照明僧正が法話を行い、御題目信仰の意義や、仏の教えを生きているうちに実践する大切さを説いた。参列した檀信徒は真剣な面持ちで耳を傾けた。
開式に先立ち、寺庭婦人と信徒有志による和讃が奉唱され、僧俗一体の御題目の声が堂内に響き渡った。
翌16日には、管内の有志僧侶と青年会員による「中越沖地震慰霊行脚」が行われ、中越沖地震や昨年の能登半島地震など近年の災害で亡くなった方々の慰霊と被災地復興が祈念された。市内には若手僧侶の力強い御題目と、番神堂鐘楼からの慰霊の鐘の音が響き渡った。
2025年6月16日号
新潟西 佐渡霊跡団体参拝
【新潟西】宗務所は、6月16日から17日にかけて、管内寺院と檀信徒合わせて126名が参加し、1泊2日の佐渡霊跡団体参拝を実施した。
令和4年に計画されていた本行事は、新型コロナウイルスの影響により一度は中止を余儀なくされたが、多くの方々の尽力により再び実現し、3年越しの念願がようやく果たされた。そこで本行事では、日蓮聖人が佐渡で過ごされた生涯の流れに沿って参拝順序を構成し、より深くその足跡を体感できる行程が組まれた。
初日は、雨が降ったり止んだりと不安定な空模様。参加者は各自雨具を携え、参拝へと向かった。最初に参拝した松ヶ崎の本行寺は、龍口法難ののち、日蓮聖人が荒海を越えて佐渡に着岸された記念の地である。近隣には、聖人がその下で一夜を過ごされたと伝わる大木「おけやき」や、小倉地区の御梅堂・題目宝塔が点在し、本行寺とともに宗門史跡に認定されており、宗祖の佐渡での第一歩を今に伝えている。
続いて御梅堂を参拝し、その後、佐渡到着直後に聖人が身を寄せられた根本寺へと向かった。墓地跡の荒れ堂で、雪深い厳冬の中、衣食住にも事欠く日々。「生きて帰れぬかもしれぬ」と語られたほどの過酷な環境の中で、聖人は不退の信仰を貫き、『開目抄』を著述された。参加者は、その不屈の精神を胸に深く刻んだ。
夜は宿泊先にて懇談の席が設けられ、僧俗が語り合いながら、日蓮聖人の教えに改めて向き合う温かなひとときを過ごした。
翌日は雨も上がり、清々しい空気の中で妙照寺から参拝を再開。同寺は令和3年の火災により堂宇を焼失し、現在再建工事の途上にある。上棟式を終えたばかりの本堂を仰ぎ見つつ、大曼荼羅宝塔の前で心を一つにお題目を奉げ、来秋の落慶後に再訪することを誓い合った。
続いて訪れた妙宣寺では、五重塔と杉並木に迎えられ、阿仏房・千日尼夫妻の篤い信仰に思いを馳せながら法味を言上。最後の霊跡・真浦では、赦免を受けて鎌倉へ戻られる聖人が船出された波打ち際に立ち、全員で唱題を行った。海辺の静寂の中で、信仰を貫かれた聖人の御心が、参加者一人ひとりの胸に深く響いた。
新潟県西部宗務所では、今後も僧俗が一体となって歩む信仰活動を通じて、地域におけるお題目の広宣流布と宗門のさらなる発展に邁進していきたい。



















