全国の通信記事
2026年3月11日号
群馬 東日本大震災の追悼法要
【群馬】三月十一日、東日本大震災から十五年を迎えた福島県で、楢葉町コミュニティセンターにおいて追悼法要が執り行われた。
追悼式では各宗派が法要式を奉修し、群馬県日蓮宗では宗務所の有志が参加して会場約二百五十名での唱題行を行った。
地震発生時刻である午後二時四十六分、町に響くサイレンに合わせ全員で黙祷を捧げた。
また、この追悼式では、結成五十周年を迎えるアコースティックバンド 「影法師」 によるコンサートも行われた。祈りと音楽が重なり合うひとときの中、会場には厳かな空気とともに、これからの未来へと歩んでいこうとする温かな希望に包まれ、被災地に祈りの花が咲いた一日となった。
2026年3月9日号
群馬 永代供養墓が完成
【群馬】令和8年3月9日(月)、群馬県富岡市本城寺にて永代供養墓が完成。建立を担当し、今後の販売管理等の代行を行う株式会社エータイの代表取締役社長・樺山玄基氏以下、役員、担当者参列の中、本城寺住職である田村明啓師を導師として開眼供養式が厳修された。
この永代供養墓は、地域の人口減などの社会変化への対応策とすべく株式会社エータイと本城寺が提携して行う布教と供養の新しい形である。申し込み者の宗旨は一切問わないが、納骨の際の法要やその後の供養については全て日蓮宗の法式に則って行う。
また、「お金を払って納骨した後は放置」というスタイルではなく、希望者は様々なお寺の行事などにも参加でき、伝統文化や地域と触れ合うことの出来る一種のコミュニティとしての機能も併せ持つ。
美しい外観が完成前から近所の話題となり、開眼供養式の際は法華経読誦とお題目の声にひかれたギャラリーの姿もあった。
田村師は「人口減、寺離れなど伝統寺院にとって難しい時代となりましたが、日本人の大事な心の拠り所となるべく、固定観念に悪い意味で捕らわれること無く、できることは全てやりたいと思います」と語ってくれた。
2026年2月14日号
群馬 井出存亮師帰山式
【群馬】令和8年2月14日(土)、群馬県安中市実相寺にて、井出存亮上人の日蓮宗大荒行堂第五行皆伝帰山奉告式が執り行われた。
午前9時30分、行列出発。井出上人並びに今回ともに百日の修行を成満した3人の行僧、県内の修法師会の僧侶、そして多くの檀信徒が井出上人の快挙を祝い、力強くお題目を唱えながら約1キロを歩んだ。
その後、午前10時から水行。日が出ている時間とは言え、まだまだ身を切る寒さの中、4人の行僧は見事な水行を披露した。
午前10時45分から本堂において帰山奉告式が行われ、100名を超える檀信徒、寺族が見守る中、仁部前崇大荒行堂副傳師代表より第五行成満の許証伝達が行われ、大きな拍手で包まれた。
井出上人は「平成2年に初行に入行し、36年の時を超えて令和7年に第五行として瑞門をくぐり成満することが出来ました。荒行堂・大尊神様とご縁があったからこそです。今後も修法という形で実相寺を盛り上げていきたいと思います」と挨拶した。檀信徒からは安堵から笑顔が見られ、時に笑い声さえも聞こえる楽しく、充実した帰山奉告式となった。
引き続き、本堂において特別祈祷が行われ、木剣の妙音が鳴り響き、力強い読経と心を一つにしたお題目が建物を揺るがし、檀信徒たちは法華経の功徳をその身に受け取った。
気温はまだまだ寒いものの、実相寺という良縁で繋がった参加者の祝意と喜びに包まれ、温かく未来への光明となる大きな一日であった。



















