2019年7月27日
群馬 伊勢崎市妙見寺ほうろく灸加持
【群馬】伊勢崎市妙見寺で7月27日、ほうろく灸加持が営まれ、檀信徒や近隣住民約70名が参列した。
法楽加持が終わると、小川志道住職は「平成14年に妙見寺住職となった時、不動明王様に徳を積みなさい」と夢告を受けたという。夏に入り、小川住職のもとに不動明王像改修のため、地域で寄付を募る話が入ったことがきっかけとなり、皆で不動明王様に感謝を伝えようと提案。毎年土用の丑の日にお寺でほうろく灸加持を行うことになり、以来17年間1度も休んだことがないと話した。
また、妙見寺では御朱印に力を入れており、土用の丑の日限定の御朱印も書いているとのことだった。
ほうろく灸加持に毎年参加している近隣住民の1人は「御朱印もいただいてこれで今年の夏も頑張れます」と喜んでいた。
こうした活動の中で小川住職は「昨今はインターネットを利用した情報収集が主体となっている。県外であっても、お寺の書き込みを見て参拝に来る方も多い反面、檀信徒の高齢化もあって、なかなかお参りに来られない方も多い」と話し「これからもお寺から多くのことを発信しながら、時代の流れに対応できるように檀信徒と一丸になって進んでいきたい」と笑顔を浮かべていた。