全国の通信記事
2024年11月19日号
栃木 左近士妙貞上人の葬儀
【栃木】令和6年11月19日、栃木県矢板市 妙道寺(左近士玄雄住職)において左近士妙貞(蓮慈院日貞法尼)上人の葬儀が執り行われた。妙貞上人は先代の玄承上人が遷化されてから40年ものあいだ、檀信徒や一般の方々に寄り添い悩み事や相談を受けていた。また、ご子息でもある玄雄住職と共に檀信徒教化、寺門興隆、寺観整備に尽力された。
令和6年11月16日ご遷化、世壽96歳。
2024年10月25日号
茨城 檀信徒研修道場
【茨城】日蓮宗茨城県宗務所(相田要練所長)は茨城県檀信徒協議会(熊王康宏会長)共催のもと、10月25日に常陸太田市 本山 久昌寺(石川教道貫首)に於いて檀信徒研修道場が開催され、約180人が参加した。
法要では、世界各国の災害犠牲者をはじめ、能登半島犠牲者の追善供養と各地災害復興祈願も執り行われた。
法要の後、七文字のお題目を時間をかけて写経を行った。各々の祈願と供養が書き込まれたお題目写経が完成した。このお題目を前にして唱題行が行われ、参加者は一心にお題目を唱えて祈りを捧げた。
全体で食法を唱えてからの昼食となった。普段では気付き難い食事への感謝を実感してお弁当を頂いた。
この後、石川教道貫首による法話がなされた。水戸光圀公の生い立ちと、四苦の「生老病死」から「老い」とは歳を重ねるだけではなく、法華経をもって熟していくのが肝心であると信仰の大切さを説いた。
閉会行事では、法要にて御宝前に供えられた御供物の身延饅頭が参加者に授与された。
参加者からは「これから手を合わせる新たな目的ができた。」「歳を重ねた私も、これからなんだと自信を持てた。」と満足の声が上がった。お題目と法華経で満たされた一日となった。
2024年10月19日号
栃木 北関東教区檀信徒研修道場
【栃木】10月19日、令和6年度北関東教区檀信徒研修道場が栃木県さくら市妙福寺(栃木県宗務所長野澤壯監住職)の第743回宗祖日蓮大聖人御報恩会式法要とあわせて開催され、管内教師と檀信徒約60人が集まった。お会式では導師 野澤宗務所長 副導師 中田法璋師(蓮性院住職)池田正樹師(最勝寺住職)のもとお会式法要、お会式特別祈祷を管内僧侶出仕のもと檀信徒と共に営んだ。法要終了後、千葉県勝浦市 龍蔵寺住職 蓑輪顕寿僧正による高座説教が行われた。代務されているもう一つのお寺はテレビ番組「ぽつんと一軒家」でも紹介され、あじさい寺としても有名である。取材された当時の話や、臨滅度時の御本尊にまつわる話、日蓮聖人の身延山に入られての九年間について話した。参加者は真剣な眼差しで、話を聞いていた。その後、清興として落合崇史さんによるミニコンサートが行われた。落合さんは太陽にやかれて、スリル・ミーなどの演劇、ミュージカルの音楽監督や監修を務められ、演奏されたマンドリンから奏でられる心地よい音色に参加者は聴き入っていた。