全国の通信記事
2024年10月23日号
北海道南 小樽市本妙寺入退寺式
【北海道南】10月23日小樽市本妙寺で「法燈継承入退寺式」が営まれ、教師・檀信徒含め約80人が参列した。小樽市妙龍寺御山首「土屋大乗僧正」より辞令が伝達され、浪岡輝宣師から新住職、浪岡輝昭師へ払子が継承された。奉告文では、「今日ある本妙寺の礎への報恩感謝、護持に尽力せられた縁ある方々への感謝と知恩報恩を胸に、より一層の行学二道の精進に励む所存なり。」と力強く読み上げられた。
その後、謝辞で浪岡輝昭師は、「先代のような檀信徒に寄り添える住職でありたい、檀信徒と家族のように支えあいながらお寺を盛り上げて行きたい」と、自身の決意を新たにした。
2024年9月27日号
北海道南 第2地区信行結集大会
【北海道南】令和六年九月二十九日、爽やかな晴天に恵まれ、江差町法華寺(亀谷泰雄住職)において第四十四第二地区信行結集大会が開催された。
今回は二部構成で大会が挙行された。大会の主要テlマは、「いのちに合掌立正安国・お題呂結縁運動」であった。
最初に北海道大学名誉教授佐々木馨氏を講師にお迎えし、「日蓮宗の北海道への伝播その開拓と開教」と題した基調講話があり参加者は熱心に聞き入り、メモを取る方もいた。
次に亀谷泰弘副住職の導師のもと「能登半島地震復興祈願慰霊法要」が厳修された。閉会式では「在家の誓い」を一同で読み上げ、亀谷泰弘上人からは、江差町に語り継がれてきた伝説と無事に大会が行われた謝辞を述べられ、皆感銘を受け笑顔で帰路に着いた。
2024年9月8日号
北海道南 磯尾英深上人の葬儀
【北海道南】令和6年9月8日、森町一妙寺第9世磯尾英深上人(敬照院日深上人)が遷化され、同寺で15日に通夜、16日に葬儀が執り行われた。世寿54歳。通夜・葬儀ともに土屋大乗宗務所長が導師を勤め、
管内近隣の僧侶が出仕した。磯尾上人を偲び、檀信徒をはじめ多くの参列者が別れを惜しみ涙声の題目が境内に響いていた。
磯尾上人は、令和4年に先代住職である師父英諄上人が遷化され、同じ時期から闘病生活を送っていたが、令和5年4月身延山で住職認証を得、同10月には新住職として法灯を継承した。