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2024年8月1日号

北海道南・新作「日持上人のご生涯」 一龍斎貞鏡講談師が熱演

北南241001(起源切れ)【北海道南】八月一日午後六時三十分、函館常住寺(鈴木曦寬住職)の屋上にて、身延のお山に向かって立つ日持上人御像の前で恒例の祈願法要が厳修された。
日持上人の海外布教への報恩感謝と北海道発展の原点である津軽海峡を渡った北前船、青函連絡船等、多くの海難の慰霊法要である。
法要の後、講談界の第一線で活躍する一龍斎貞鏡さんの本邦初演「日持上人のご生涯」が口演された。
暮れなずむ空の下、貞鏡さんの熱演に聴き入る聴衆はホッケの名前の由来となった法華日持上人のくだりに感嘆、笑いを誘った。
やがて函館港から北海道新聞社主催、例年の一万発の花火が夜空に打ち上げられた。屋台のやきとりや焼きそば、トウモロコシ等々に人々は、この一夜を堪能した。

2024年7月26日号

北海道南・函館市妙心寺で修養道場 世代を継いで節目の第40回

北南240827 (4)【北海道南】令和6年7月26日から28日まで函館市妙心寺(若松誨泉住職)主催の第40回修練道場が函館青少年研修センター「ふるる函館」にて開催され、小学1年生から中学1年生までの30人が参加した。妙心寺の鬼子母神堂で安全祈願のご祈祷受けた後、数珠の持ち方などの作法を学んだ。2泊3日の日程は、体育館でのドッチボールなどの球技やリレー、ジンギスカン、花火、肝試し、自由なデザインで作る焼き板クラフト体験などのレクリエーションだけではなく、本堂での朝のお勤め、僧侶による法話、心をみつめる座禅とお寺という場所に触れる時間を大切にしている。最終日には作文の時間があり、道場生はこの3日間だけではなく、これまでの日々を振り返り、体験したことの感想や家族への感謝を綴っていた。若松住職は「多くの人が皆さんを大事にしてくれているお蔭で成長させていただいているという思いを忘れず、皆さんも人を大事にできる大人になってほしい、それが感謝をするということ」と話し、一人ひとりに修了証が授与された。
40回目という節目の年、北海道でも例年稀に見るような猛暑の中、天候不順にも見舞われての開催となったが、大きな怪我や体調不良もなく無事にすべての日程が終了した。参加した道場生たちは「普段の生活と違うこともあったけど、教えてもらったことを忘れないようにしたい」「家に帰った後も、何か今までできなかったことをがんばりたい」と口々に話し、迎えにきた保護者の一人は「びっくりするほど成長や変化を感じることがある、また来年も参加したいと言ってくれるのを期待している」と喜んでいた。
この修練道場は、道場生として参加経験のある中学2年生以上のOB・OGが道場生のサポートスタッフとして、僧侶や妙心寺の檀信徒とともに運営に参加している。学生スタッフの一人は「自分より小さい子に気を配ることの難しさと大切さを感じている、進路で函館からは出てしまうけれど、夏休みのこの行事には何としても参加したい」と力強く語り、道場を通じて、道場生だけではなくスタッフの頼もしい成長も感じることが出来た。

2024年7月7日号

北海道南 第4地区「第20回信行結集大会」

北南240917①【北海道南】第4地区「第20回信行結集大会」が7月7日、余市町誠諦寺で開催され、延べ90人が参加した。

「能登半島地震復興祈願・慰霊法要」を奉行し、参列した檀信徒は加持祈祷を受け、法要終了後は、地区代表【佐々木信教僧正】、北海道南部宗務所長【土屋大乗僧正】をはじめ、北海道南部伝道事務長【若松誨泉僧正】、北海道南部檀信協副会長【新倉吉晴様】からご挨拶を頂戴した。

日蓮宗常任布教師 【中村啓承僧正】による講演の後、昼食、英国スコットランド民族楽器バグパイプの演奏グループ「余市パイピング・ソサエティ」による清興を行い、迫力のある生演奏に檀信徒も驚き楽しんでいた。

閉会式においては一同に「誓いの言葉」を拝読し、第四地区長【栗原良全僧正】より盛会に執り行われた信行結集大会への感謝と檀信徒へ労いと激励の言葉を述べられた。

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新年のご挨拶。

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