全国の通信記事
2026年4月12日号
神奈川2 鎌倉市大寶寺で法燈継承式
【神奈川2】令和8年4月12日(日)、鎌倉市・大寶寺において、第30世篠田教弘師の法燈継承式が厳粛に執り行われた。当日は僧侶・檀信徒あわせて約100名が参列し、平井智親所長より篠田教弘師へ住職認可証の伝達が行われた。続いて新住職・篠田教弘師は御宝前に進み、『仏祖三宝への給仕を怠らず、行学二道に励み、如来使たる者、菩薩の尊行に 身命を惜しまないことを誓う』奉告文を朗々と読み上げた。謝辞において篠田教弘師は、「本日の式を迎えられたことは、諸天善神と檀信徒皆様のお陰であると改めて実感しております。人生には幾つもの区切りがあり、その都度新たな始まりがあります。まさに今、過去や未来にとらわれず、現在の一瞬に集中する意味である『爾今』、今の私に相応しいと言葉だと感じました。今後は住職として、檀信徒皆様の心の拠り所となるお寺を築くために、『爾今生涯』この身を呈にして身命を惜しまずに、働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と述べ、決意を新たにした。
2026年4月8日号
神奈川2 はなまつり法要と能楽鑑賞
【神奈川2】實相寺(實相寺住職 植坂泰雄)では、四月八日水曜日、午後二時より本堂内いっぱいに檀信徒から近所の方々、約百人が集り法要と能楽披露が執り行われた。
住職と副住職による感謝の気持ちを込めて、檀信徒とともにゆっくり読経を行った。その後神奈川県に本拠地に活動する「白謠会」による、能のサビ部分を紋服・袴姿で舞う『仕舞う』や日本古来の声樂芸能であり、能の台詞にあたる「謡」が披露された。約九十分ほど来られた方々は魅了された。また本堂内には、同町在住の山田清一郎さんが手掛けた爪楊枝細工の展示もされた。ひと作品に数千から数万本の爪楊枝を用いて築きられた実相寺本堂から多種からなるたてもの十数点が展示され、来られた方々は精巧につくられていると驚きながらみられていた。
2026年4月5日号
東京東 本覺寺で第10回記念 墨刻展
【東京東】3月27日から4月5日まで、桜が見頃を迎えた台東区本覺寺(沖真弘住職)で『第10回記念 墨刻展』が開催され、多くの来場者で賑わった。
墨刻とは中国古代文字を題材に抽象化表現するもので、文字に込められた古代人の思念と生き様に現代人の思惟を重ね、墨で新たな姿を刻みだす視覚芸術である。
28日には法味言上の後、沖住職をはじめとする墨刻会員による創作ライブパフォーマンスが行われた他、特別企画『酔生夢死』と題して墨刻主宰の原賢翏氏が舞踏家・吉本大輔氏、10ホールズハープ奏者・関口大氏と共演、3者が相見える独創パフォーマンスが披露され観客を魅了した。
本覺寺では毎月5回、原氏に指導を仰ぎ墨刻教室を開催、現在18名の会員が通っているという。10年間、墨刻に携わってきた沖住職は「自身が筆を持ち古代文字と向き合う面白さもあるが、それ以上に墨刻を通して若い方や外国の方、それまでお寺に足を運んだことが無かったような人達と新たに出会える事が嬉しい。この楽しさがきっと布教に繋がっていく」と温顔で語られた。



















