全国の通信記事
2024年9月4日号
長崎 佐世保地区研修大会
【長崎】佐世保地区会は9月4日、「佐世保地区寺院6箇寺巡り」と題して研修大会を開き、檀信徒55人が参加した。今回参拝したのは、大恵寺、日明寺、延寿寺、本佛寺、本覚院、最上堂結社。参加者は法味言上して、各寺院を紹介した冊子『オテラーーン』を片手に歴史やぞれの特色を学んだ。
同地区参事の永石雄亮師は「近くの行ったことがないお寺に参拝することで、そこに根付く信仰や想い、歴史を学び、自分の信仰を深めてほしい」とこの催しの目的を語る。令和8年度までに旧佐世保市内の寺院・結社の全参拝を目指し、『オテラーーン』もその時に完成予定。
2024年7月28日号
熊本・益城町日眞寺で法灯継承式
【熊本】日眞寺(上益城郡益城町)で7月28日、第4世澤村顕一上人から第5世澤村眞脩上人への法燈継承入寺式が営まれ、多くの檀信徒が参列した。
日眞寺のある益城町は、平成28年の熊本地震の震源地であり、日眞寺も被害を受けた。その後の大雨での水害もあり、お寺の周辺では未だ工事が続いている。
前住職は体調が思わしくなく出席出来なかったので、当日の式典では、正干与人の東光院ご住職・松石賢哲上人より、住職の証となる払子と過去帳が継承された。
その後、眞脩上人は入寺奉告文を読み上げ、さらなる寺門興隆を御宝前に誓った。式典の後には、歴代廟を参拝し、清正公像を境内に建立されたので、開眼法要も執り行われた。
2024年7月22日号
佐賀県青年会主催少年少女行学道場
佐賀県青年会主催による少年少女行学道場が、唐津市本立寺にて七月二十二日から二十三日にかけて開催された。一日目の日中にはお経と礼儀作法練習、かき氷づくりや団扇づくり、夜にはバーベキューや花火を行い、二日目には仏教や日蓮宗のことを学べる宝探しゲームや流しそうめんが行われた後に、本年の少年少女行学道場を無事に終えた。宝探しゲームでは、班ごとに解答用紙が渡され、境内に隠された教箋を宝に見立てて探し、そこに書かれていることをヒントに謎を解いたり、一日を通して学んだことを班内で共有して答えを出したりと、参加者たちが協力して課題を達成していた。また、帰宅前に参加者たちが記した感想文の中には、「友達ができた」、「次も参加したい」、「仏教が生まれたのがインドだと分かった」などがあった。