全国の通信記事
2025年5月27日号
佐賀 婦人部統一信行会
【佐賀】5月27日小城市のゆめぷらっと小城で、宗務所主催の統一信行会が開催され、県内外より約150名が参加した。
松島正英所長を導師に法味が言上された後、「渇仰恋慕に生きて」と題し、戸澤宗充師(東京都一華庵)の講演が行われた。
自身の多難な生涯を通し、法華経と出会って、お題目に救われた事と、人は必ず誰かの光になれるという「菩薩行」の大切さを語る中、涙ぐむ聴衆も見られた。
最後に琵琶の演奏を披露し、日蓮聖人のご生涯を弾き語り、会場は拍手に包まれた。
信行会の結びは、宮本智行師(青年会会長)による唱題行が行われ、参加者一同にお題目を唱え閉会となった。
2025年4月29日号
大分 いのちを学ぼう!子ども道場
【大分】全国日蓮宗青年会伝道弘通委員会主催(上木龍雄委員長)の「いのちを学ぼう!子ども道場」が4月29日、佐伯市本行寺にて開催され、九州各地より親子40名が参加した。「いつも私たちが頂いている命に感謝をする」ことを目的としたイベントで、参加者は近くの海で魚釣りをし、釣れた魚を自分達の手で絞め、本堂で供養を行い、最後は味噌汁や焼き魚として食した。
同寺の住職でもあり、幼い頃から釣りが得意である上木委員長は「スーパーでしか魚を見たことのない子どもに命を頂くという体験をさせたかった。生き物への感謝を伝えることもお寺の役目だと思う」と語った。初めての魚釣りに興奮した様子で「楽しかった!絶対にまた来る!」と話す子どもの姿が印象的だった。
2025年4月28日号
佐賀 統一信行会
【佐賀】4月28日、小城市のゆめぷらっと小城で、宗務所主催の統一信行会が開催され、僧侶檀信徒120人が参加した。静岡県圓恵寺塚本智秀師の講演が行われた。「日蓮聖人750遠忌を迎えるお寺のあり方」と題し、お寺や総代が務めるべき役割について語った。法句経や法華経の一節をとりあげ、困難な世でも前向きに生きる大切さを説いた。「知恩報恩」と「恩送り」をキーワードに、日蓮聖人について知り、題目修行に努めること、そして、お題目の尊さを周りに伝えることが報恩行ではないかと述べた。最後に、750遠忌にむけて管内の寺院や檀信徒が、一丸となってお題目を唱えていくことを願っていますと述べ、講演を終えた。