全国の通信記事
2024年7月2日号
福岡 令和6年度寺庭婦人会総会
【福岡】7月2日令和6年度寺庭婦人会総会が西鉄グランドホテルにて刀禰維子会長(北九州市大雄寺)のもと会員約80名が参加して執り行われた。
宗歌斉唱、法味言上の後、刀禰婦人会長より「昨年に引き続き雨ですが、例年担当地区が1年かけて企画しております。この楽しく素敵な総会に来年も多くの方が参加していただければと思っております。」と挨拶した。
来賓の刀禰義弘所長(北九州市大雄寺)が「人間の価値はその人が持っているものではなく、その人が与えたもので測られるとアインシュタインが言っておりました。お寺では要となる奥様方が喜びや希望を檀信徒の皆様に与えていただきたいと思います。」と挨拶した。
佐野前延宗会議員(うきは市本佛寺)は「檀信徒の方々の窓口となるのは寺庭夫人の皆様です。日蓮宗でよかったと思っていただけるような寺院運営を行っていただきたいと思います。」と挨拶した。
村越智研筑後地区副長(みやま市本長寺)は「筑後地区が当番地区として皆様方に大いに楽しんでもらえればと思っております。」と挨拶した。
その後、前年度の活動、決算報告がなされ今年度の予算も無事承認された。
昼食を挟み「原さとみARTdeVivre+」というユニットにてオペラなどの演奏があり会場が一つになって盛り上がった。
雨の中ではあったが、当番地区の計らいにより雨を気にせず参加が出来る場所での開催で大いに賑わった。
2024年6月25日号
福岡 第52回川施餓鬼法要
第52回 筑後地区 川施餓鬼大法要
【福岡】 6月25日に筑後地区青年会(田中潮成会長)主催の第52回川施餓鬼法要が久留米市の久留米シティプラザ久留米座にて檀信徒約170名を集め開催された。午前10時より村越智研筑後組副長を導師に川施餓鬼法要が執り行われた。
法要後、導師の村越副長より「先日、勉強会にて筑波大学の名誉教授の小澤俊夫先生がおっしゃっていました。昔話は現在では活字で教えることが多いが、昔はお爺さんお婆さんが生の声で語っていました。その声が思い出となり記憶に残るのですと。皆様もご先祖様を大切に思う気持ちをもって法要に参加し、生の声で法華経を読誦することで感謝の思いが届きご先祖様も感謝されお守りいただけます。来年もご参加いただけばと思います。」と挨拶があり続いて来賓の佐野前延福岡県宗会議員より「筑後組寺院は皆様方のお力も借りて災害に遭われた方の慰霊を行いたいと思い、共に法要を執り行いました。意味のある大変良い法要でした。本日のご参詣ご苦労様でした。」と述べられた。
法要に続き昨年度に荒行を成満された2名の行僧による特別祈祷も行われた。
その後、清興として落語家の春風亭一蔵さんによる「竹の水仙」のお話があり大いに笑いに包まれた。
最後の挨拶では、田中潮順福岡県青年会会長が本年元日に起こった「能登半島地震」の勧募を呼びかけた。締めの挨拶として、田中潮成筑後地区青年会会長より謝辞として「52年間この会が続てるのは皆様のお力のおかげです。今後も信仰心、信ずる心を持って参加していただければと思います。ありがとうございました。」と述べて終了となった。
2024年5月25日号
長崎 長崎地区檀信徒研修道場
【長崎】五月二十五日、長崎地区檀信徒研修道場が、立正大学名誉教授で日蓮宗勧学職・宗宝霊蹟審議会副委員長等を兼任される中尾堯文先生を講師にお迎えし、長崎市寺町長照寺(浅井円誓住職)にて行われた。
「日蓮宗寺院に祀る仏と信仰」というテーマで長照寺の須弥壇上の諸尊と臨滅度時の大曼荼羅の諸尊の配置などについてご講義頂いた。コロナ感染症の流行で久しぶりの開催となったが、およそ七十名の檀信徒が九十代には見えない先生の熱いお話に耳を傾けた。研修道場に初めて参加したという女性は「難しい内容だった。しかし楽しく学べた。ご本尊の大切さが何となくだがわかってよかった。このような勉強会にはまた是非参加したい」と、話していた。