全国の通信記事
2024年12月3日号
静岡中 伊藤通明上人本葬儀
【静岡中】令和6年12月3日、静岡市常住山感應寺(伊藤佳仁住職)において同年3月23日に百一才で遷化した第52世伊藤通明猊下(智顕院日浄上人)の本葬儀が営まれた。 大導師には身延山久遠寺法主持田日勇猊下、副導師に身延山久遠寺総務浜島典彦猊下、正干与藤枝大慶寺大場唯央住職、式衆に長年感應寺の法務随身を経験した各師が勤めた。この日は晴天に恵まれ、田中恵紳宗務総長をはじめ本山貫首、宗務所長、祖山要職、法縁、全国より駆けつけた参列者による薫香が立ち昇る中、式が厳かに執り行われ遺徳を偲んだ。 法主猊下は歎徳文の中で日浄上人の法臈、布教伝道、社会教化、伽藍護持、海外布教、慈善事業、次代育成など長年の功績に感謝し、明瞭快活で多くの人に慕われた人柄を讃えた。
2024年11月19日号
栃木 左近士妙貞上人の葬儀
【栃木】令和6年11月19日、栃木県矢板市 妙道寺(左近士玄雄住職)において左近士妙貞(蓮慈院日貞法尼)上人の葬儀が執り行われた。妙貞上人は先代の玄承上人が遷化されてから40年ものあいだ、檀信徒や一般の方々に寄り添い悩み事や相談を受けていた。また、ご子息でもある玄雄住職と共に檀信徒教化、寺門興隆、寺観整備に尽力された。
令和6年11月16日ご遷化、世壽96歳。
2024年11月7日号
千葉東 馬渡辨龍上人本葬儀
令和六年十月廿六日 世壽 九十九歳で遷化された馬渡辨龍こと玄通院日佑上人の通夜式が11月6日に、本葬儀が7日に妙宣寺本堂で厳修された。上人は京都 本山 本法寺第八十五世加瀝 妙宣寺 第四十一世で馬渡竜彦上人が法灯を継承している。
上人は70歳過ぎまで山武町の助役を勤め、客殿の新築も行い、護持丹精にも努められた。本年春、管内顕彰団参の折、数十人の檀信徒を迎え、玄関で立ってお見送りされた。僧侶の手本となる行いであった。この夏の猛暑続きで体調を崩して帰らぬ方になられた。
京都 本山 本法寺 瀬川日照貫主 大導師のもと法要が厳修された。
喪主挨拶で妙宣寺住職 馬渡竜彦上人はあらかじめの原稿を用意する気になれなかった一言いうと泣き崩れてしまった。師父への思いの深さが垣間見れた。瞬間であった。