全国の通信記事
2024年6月24日号
山形 訃報・坂本本忠上人
【山形】令和6年6月24日、山形県酒田市 鷹巣山眞學寺において第19世坂本本忠上人(継壽院日諒上人)の本葬儀が執り行われた。令和6年6月16日ご遷化、法壽87歳であった。大導師を鶴岡市本住寺院首の佐藤義彰上人がつとめ、有縁の各聖が出仕してしめやかに本葬儀が厳修された。弔辞では宗務所長であり鶴岡市蓮乘寺住職池田義潤上人はじめ、3名が亡き上人の人柄やそれぞれの思い出を語った。特に総代の髙橋さんは上人が公民館長を務めるなど地域の人々から信頼厚い人であった事、亡くなる数日前に会っていた事等、時折感極まりながら弔意を述べた。式終了後には、喪主をつとめた長男で遺弟の坂本守正上人が挨拶し、集まった約50名の聴衆に御礼の言葉を述べた。
山形の庄内地区においては5月にも常福寺山口本晴上人が遷化されており、今回また遷化の報が続き、悲しみが広がっている。
2024年4月7日号
大阪和泉・慈眼寺第30世石川義亮上人本葬儀
【大阪和泉】泉大津市慈眼寺にて令和6年4月7日(日)12時より、同寺30世石川義亮(瑞光院日雲)上人の本葬儀が当山正干与 久保泰丈師(本昌寺住職)を導師に、法縁・管内有縁の僧侶並びに檀信徒250人が参列し執り行われた。
石川義亮上人は昭和17年東京都墨田区に生を受け、昭和42年に出家得度、翌年昭和43年第2期信行道場を修了す。昭和55年に妙忠山慈眼寺第30世の法燈を継承せられ、平成25年退任に至るまで長きに亘り、檀信徒教化と寺門の護持に尽力なされた。
令和6年4月4日遷化、世壽83歳であった。
2024年2月27日号
東京東 明光教会 室田日孝上人遷化
【東京東】令和6年2月27日、明光教会担任、法王山廣厳寺第44世、本明山本立寺第42世、室田日孝上人が御遷化された。法号は順妙院日孝上人、世寿78歳だった。
通夜は3月3日、兄である愛媛県今治市法華寺の讃岐大玄院首が喪主を務め、江東区浄心寺(外山寛穂住職)で東京小西法縁会の内山堯邦会長を導師に営まれた。4日の葬儀では東京都東部宗務所の鈴木貫元所長が弔辞を読み上げ、参列した管内有縁の僧侶たちが室田師の増円妙道を祈念した。
室田師は法臈58年。昭和51年に千葉県茂原市廣厳寺の住職に就任し、昭和56年には江東区明光教会を兼務、平成11年からは茂原市本立寺を代務して寺院教会の興隆と信徒教化に努めた。また昭和53年から59年にかけて加行、大荒行堂三行成満を果たすなど自身の研鑽に励む一方、東京都東部宗務所では協議員を3期に渡り務め、宗門運動や布教伝道にも貢献された。