全国の通信記事
2025年4月29日号
兵庫北 第56回護法大会
【兵庫北】宗務所主催(堂前貫修宗務所長)の第56回護法大会が4月29日、養父市立ビバホールを会場に開催され、管内各地より教師・檀信徒154人が参加した。午後1時半からの開催となった今回は、「共に栄え 共に生きる」と題して身延山久遠寺財務部長長谷川寛清僧正の講演、記念法要、寺庭婦人会による宗歌の奉唱が行われた。
長谷川師の講演では、身延山第92世法主永上院日総上人の随身長として3年間お仕えした当時の思い出話を交えながら、互いを思いあって共に生きる、「共栄」の御心について約1時間にわたってお話しされた。管区では本年11月に身延山団参を予定しており、参加した檀信徒は長谷川師の講演を熱心に拝聴した。
2025年4月20日号
滋賀・立教開宗護法大会
【滋賀】宗務所(稲葉英量所長)主催、檀信徒協議会(勝見茂司会長)協賛のもと立教開宗護法大会が4月20日、守山市本像寺にて開催。教師檀信徒約180人が参加した。
法味言上後、稲葉英量所長は「近年、開宗会をホールですることが多かったが、久々にお寺で開催出来たこと大変ありがたく思う。」と挨拶した。
その後、大西秀樹上人(京都市松林院住職)を迎え「いのちに合掌」~何のために生まれて来たのか~と題し講演。
キリスト教を一言で表すなら「愛」仏教は「慈悲」である。と他宗との違いを解説、また、幼い子供を亡くした母親を救うために様々な教えを説いたものの他院の尼僧が寄り添って共に涙することによって救ったことから「慈」だけでなく「悲」もまた重要であったこと、常不軽菩薩品の教えを自身の経験を元に解説。檀信徒は時折笑いを交えた話に深く聞き入った。
2025年3月8日号
愛知尾張 護法大会
【愛知尾張】3月8日にあま市の實成寺(渡邉英晃住職)において、尾張檀信徒協議会主催の護法大会がおこなわれた。
教師約35名、檀信徒約85名が参加し11時より厳かに法要がおこなわれ、その後休憩に入り昼食がとられた。昼食中は教師と檀信徒が一緒になり、会話を弾ませ和やかなひと時を過ごした。
昼休憩終了後の12時45分より、身延山久遠寺共栄部長の松本学尭師(南巨摩郡蓮華寺住職)による法話がおこなわれた。松本師は日蓮聖人や法華経の話に宮沢賢治氏の「雨ニモマケズ」などの話を織り交ぜながら信仰の大切さを説き、身延山が掲げるスローガン「共に生き、共に栄える」の意味を伝えた。
14時45分からは尾張日蓮宗青年会会員の導師のもと唱題行がおこなわれ、堂内に力強いお題目を唱える声が響いた。
参加者からは「法話を聞いて、また身延山にお参りにいきたいという気持ちになった。」「たくさんの方々と有難いお題目を唱えることが出来て良かった。」との喜びの声が聞こえた。