全国の通信記事
2025年2月4日号
千葉西 本山藻原寺貫首請待式
【千葉西】茂原妙源寺の増田日優上人は、本山東身延藻原寺、第九十三世に推戴されたことを受け、妙源寺にて二月四日に請待式が執り行われた。この式は、本山東身延藻原寺より使者が来山し、次期の貫首様をお迎えする法要で、藻原寺からは持田貫信参与が参上して請待疏を述べた。妙源寺より藻原寺の貫首が迎えられるのは約二百年ぶりのこと。増田上人は、藻原寺で持田日勇猊下に約二十数年仕え、給仕第一の姿を示し続けた。請待式や祝宴の席では、「青年会会長時代、身延山から茂原までの行脚で先頭に立ち、我々を引っ張っていった時のように導いてほしい。」「地元として支えていきたい。」と期待に満ちた話に溢れた。
2025年2月3日号
千葉北 中山法華経寺節分追難会
【千葉北】法華経寺(新井日湛貫首)では2月2日節分追難会を厳修した。当日は午後1時と3時の2回法要が厳修されたが、どちらも今年度の加行僧総出仕の中力強く執り行われた。今年初参加という年男の男性は「たくさんの修行僧さんに囲まれ緊張した。素足の傷が痛々しいが大きな声でお経を読んで頂き大変感激し参加して本当に良かった。」と語っていた。法要後は祖師堂回廊より豆まきが行われた。あいにくの雨模様であったが日曜日ということもあり豆まきを楽しみに来寺した参加者も多く、加行僧や芸能人、法華経寺総代でもある田中市川市長など多くの来賓が新井貫首の「慈眼視衆生、福寿海無量」の発声の後、「福はうち、福はうち」の掛け声にあわせ福豆や菓子をまくたび、大きな歓声が上がっていた。
2025年1月24日号
千葉北 中山法華経寺で消防訓練
【千葉北】令和七年一月二十四日、大本山中山法華経寺で、消防訓練が行われた。
毎年一月二十六日は、文化保存とともに防災の意識を高めようと、「文化財防火デー」と銘打たれ、全国各地で消防訓練が行われる。
中山法華経寺には、国宝・国指定重要文化財が多数あるため、一月二十四日、市川市教育委員会・市川市消防局・法華経寺自衛消防隊合同により、今年も防災訓練が実施された。
重要文化財である祖師堂が、大規模な地震により倒壊し、火災が発生したという想定で
午前十時に消防のサイレンを開始合図に、、
法華経寺職員による通報・参詣者の避難誘導
・文化財の避難・初期消火がスピーディに行われ、消防隊消防車・救急車が配備、市川消防局消防放水車から祖師堂への放水も行われ、実践的な訓練となった。
訓練には、近隣幼稚園はじめ、地域住民も参加し、有事の際に地域ぐるみでの協力が再確認されることとなった。