全国の通信記事
2024年9月29日号
兵庫北 養父市實相寺開創550年慶讃大祭
【兵庫北】9月29日、兵庫県養父市實相寺(堂前智洸住職)にて「實相寺開創550年慶讃大祭」が行なわれた。
午前10時より慶讃法要が厳修され、檀信徒約50名が参列した。堂前智洸住職は謝辞で「今後も檀信徒の皆様を大切にしていくとともに、これからまた100年先實相寺が続いていくよう、新たな挑戦もしていきたい」と今後の抱負を述べられた。
午後からは、慶讃イベントとして、キッチンカーの出店、朝来市・虎臥陣太鼓の演奏や、地元養父市のグループによるダンス、箏・尺八・三味線の演奏、菓子まきが行われ、多くの地域住民が訪れた。
2024年9月22日号
山梨2 宮澤寺の彼岸会お施餓鬼法要
【山梨2】9月22日日曜日、市川三郷町宮澤寺に於いて、秋季彼岸会お施餓鬼法要が営まれ、檀信徒約40名が参列した。法要では先祖を始めとする精霊の供養のために、塔婆を立て参列者全員でお題目を唱えた。今年の猛暑が少し落ち着いた中、参列者は心静かに合掌し法要を見守った。法要後住職からお施餓鬼について法話がされた。その後、湯浅洋氏による講演が行われ、参列者は熱心に耳を傾けていた。
2024年9月21日号
長野 水曲柳開拓団の追悼法要
【長野】9月21日、飯田市・長源寺にて水曲柳開拓団の追悼法要が営まれた。水曲柳開拓団は戦前から戦中にかけて飯田下伊那地域から旧満州に渡った満蒙開拓団であり、1937(昭和12)年から敗戦までに1000人以上が満洲へ渡っている。1975年に引き揚げ者らによって「水曲柳会」が発足して以来、旧開拓地訪問や現地との交流、追悼法要を実施してきた。当日は引き揚げ者4人とその子世代の計8人が参列し、犠牲者の名簿が納められた慰霊碑に手を合わせた。参列者からは「自決し亡くなった同級生を思いながらお参りができた」との声が聞かれた。同法要はコロナ禍もあり実に5年ぶりに営まれた。戦後80年を目前に控え会員の高齢化が進むものの、引き揚げ者の2世を中心に活動を継続する方針が固まっている。