全国の通信記事
2024年9月5日号
山梨1 志摩坊で国際的な仏前結婚式
【山梨1】身延山内の宿坊である志摩坊にて、9月5日(木)にアメリカ在住のコロンビア人夫婦、デイビット・ヒメネスさんとジュリアナ・ナバロさんの仏前結婚式が執り行われた。志摩坊にて仏前結婚式を行ったきっかけは、数か月前にジュリアナさんの妹夫婦が志摩坊へ宿泊し、景観に感銘を受けた事から勧められたことにある。身延町で美容室を営む志摩坊の檀家さんにより着付けが行われ、夫婦は凛々しい着物姿で結婚式に臨んだ。結婚式では、門前町の三河屋珠数店による協力のもと事前に制作した腕輪数珠の交換が行われ、二人は息を合わせ御宝前にて誓いの言葉を述べた。日本の伝統的な儀式である三々九度の盃を行った後、式長を務めた佐藤順行住職より結婚の証明が授けられた。仏前結婚式を挙げたデイビットさんとジュリアナさんは「素敵な着物を着て、日本の伝統的な式を挙げることが出来ました。特別な結婚式になり心から感謝しています。」と話していた。佐藤住職は「国籍を問わず、ご夫婦の幸せを祈ることが出来て光栄です。仏前結婚式を通じて、また身延山へ足を運んでくれることを願います。」と語っていた。
2024年8月20日号
岡山 日韓の小中学生 友好深める
【岡山】日本と韓国の小中学生が、夏休み期間にお互いの国を訪問し、スポーツを通じて同年代の友人と出会い友好を深める「日韓青少年夏季スポーツ交流」が岡山県で開催された。
本交流は平成9年に始まり、今回28回目を迎えた。
岡山、倉敷市で令和6年8月20〜22日でバスケット、サッカー、バドミントンなど5競技があり、岡山宗蓮寺子ども会からはOG・現役4名が参加、合同練習や試合を行なった。
宗蓮寺バスケ主将、林 美緒選手は「日本代表のユニフォームを着て貴重な体験をさせてもらい大きな財産となりました。」と語った。
2024年7月27日号
千葉南・鏡忍寺「富木殿御書」複製を身延山へ
【千葉南】昨年開創750年を迎えた身延山久遠寺(持田日勇法主)は霊跡本山鏡忍寺(上村日昶貫首)の寺宝「富木殿御書」(宗宝・千葉県文化財)を立正大学名誉教授中尾堯文先生の監修により複製を2幅作成した。
「富木殿御書」には日蓮聖人が身延山へ入る道程とお気持ちが記されていて、昨年の開創会には鏡忍寺より出開帳が行われていた。
7月27日身延山豊田慈證布教部長がこれを持参し、鏡忍寺に一幅奉納された。
上村貫首は「これまでは御真筆故に安易に開帳できなかったが、これを機にお開帳に来られた方々にお披露目し、信仰の糧としていただければと考えております。」と答えた。