全国の通信記事
2018年9月30日号
但馬信行会開催
【兵庫北】宗務所主催、日蓮宗兵庫県北部檀信徒協議会・但馬日蓮宗青年会・日蓮宗兵庫県北部寺庭婦人会・養父市宝泉寺協賛の但馬信行会が9月30日、養父市ノビアホールを会場に開催され、各地より僧侶と檀信徒を合わせて250人が出席した。
松井勝巳檀信徒協議会副会長が、開会のことばを述べ、その後、午前10時より法要が行われ、続いて宮﨑英一宗務所と田邊忠司檀信徒協義会福会長の挨拶が行われた。
そして、10時30分からは、松村寛隆師が「おつとめのしかた」と題して法話を行った。
松村師は、あらかじめ参加者に配られた資料をもとに、檀信徒が、自宅の仏壇でお勤めができるように、お勤めの中のお経の意味や内容について約1時間にわたって説明し、会場の檀信徒は熱心に耳を傾けていた。
その後、会場の設営を担当した宝泉寺鳥居恵教住職並びに安木重義檀家筆頭総代の挨拶が述べられた。
その後、昼食を挟んで午後からは寺庭婦人会の先達によって宗歌・仏讃歌・和讃の奉唱が行われた。
そして、但馬日蓮宗青年会の堂前智洸師を導師に唱題行が行われ、小休止の後「法華経信仰に生きる」と題して三好能瑞師が法話を行い、縁起等の説明を交えながら、日常生活に於ける唱題の意味とその意義・功徳について約1時間にわたって話をされ、檀信徒は熱心に耳を傾けていた。
そして最後に、松井勝巳檀信徒協議会副会長が、閉会の挨拶を述べ、午後2時過ぎに解散した。
2018年9月28日号
静岡中・法華和讃振興会が指導者講習会を開催
【静岡中】法華和讃振興会は第21回全国法華和讃指導者講習会を9月28日、富士市本山實相寺で行い、全国から寺庭婦人約20人が参加した。参加者は基本所作を全員で確認したのち、初心者の「聖詠コース」と、熟練者の「おさらいコース」にわかれて所作などの講習を受けた。法華和讃振興会が日蓮聖人降誕八百年を記念して新たに作られた「新曲日蓮聖人御一代記御降誕和讃」のプロモーションビデオを観賞し、全員で練習した。この新曲のプロモーションビデオは静岡県中部宗務所のホームページで公開している。「御降誕和讃」で検索をすれば、見ることができる。
静岡県中部寺庭婦人会研修会
【静岡中】静岡県中部寺庭婦人会(大場幸代会長)は、9月28日に静岡市龍華寺(小倉規敬住職)で研修会を行った。管内寺庭婦人50名は、法味言上後、日本画家の日下文さんより奉納された涅槃図と誕生図の解説を受けた。日下氏は絵を通し信仰の世界に没入できれば幸い、信仰と交流の場で果たす絵の役割を改めて考えさせられたと語った。
当寺は国の天然記念物に指定されている日本最古最大の蘇鉄をもち、庭園やサボテンも有名。また高山樗牛ゆかりの地でもあり、地域ボランティアのガイドを受けながら宝物館と庭園を拝観した。参加者は、細部まで案内されると今まで見えていなかった新たな発見があり、自分の寺で取り入れられるものは積極的に吸収したいと話していた。