全国の通信記事
2016年2月28日号
静中・法華寺チャリティーさくら祭り 開催
【静岡中】法華寺チャリティーさくら祭り実行委員会(望月照由委員長)主催の「第13回法華寺チャリティーさくら祭り―がんばろう日本―」が2月28日、沼津市法華寺(爪田栄成住職)で行われ、遠近から多数の人が参加した。
これは13年前、法華寺萬燈講が「みんなで集まろう」と気軽にはじめた祭りが、年々規模を拡大して地域に根付き、現在に至ったもの。暖冬だった今年は、河津桜の開花が例年より早かったが、当日は本堂両脇の二本がちょうど満開を迎え、暖かな晴天に恵まれての開催となった。
午前10時に爪田住職の挨拶で開会。チャリティーバザーやフリーマーケットが賑わう中、法華寺萬燈講の纏の披露や子どもたちの餅つき大会、沼津プロレスによるじゃんけん大会やプロレス教室、抽選会などが催され、全国大会で入賞経験もある地元の飛龍高校和太鼓部による演奏も披露された。
今年集まった募金とバザーの売り上げの23万5千円は、日本赤十字社を通して東日本大震災の義援金として寄付される。来年は2月26日に開催される予定。
福井中 綿谷即俊師帰山國祷会
【福井中】平成二十八年二月二十八日(日)福井県越前市元町経王寺において、檀信徒参拝者約二百名の中、正中山大荒行参籠成満帰山國祷会が、今年参籠成満された経王寺住職綿谷即俊師のもと、加行僧六名と共に営まれ住職の帰山を待ちわびた大勢の檀信徒で本堂の外まであふれる賑わいとなった。
当日、司会を務めた綿谷師の長女 麻衣さんの開式の辞のあと、北陸教区教区長より修法師範の允許証を授与された。
謝辞で綿谷師は、「皆様には、入行、行中に際しまして物心両面に亘り御支援を賜り厚く御礼申し上げます。どうにか皆様のおかげをもちまして、六回目の荒行堂、計、六〇〇日の修行を無事終えることができました。これからは、修法師範という立場になりますが、名に恥じないよう一生懸命に精進、邁進してまいります。これからもよろしくお願いします。」と謝辞を述べた。檀信徒からは、『無事に帰ってくることが出来てよかった』『六回も荒行にいくなんてすごい』という言葉があがっており、晴天の中の國祷会も盛大に行われ、無事式を終えた。
広島 福山市実相寺で法燈継承式
【広島】二月二十八日 広島県福山市実相寺に於いて法燈継承式併修平成大改修落慶法要式が、僧侶檀信徒約150名が参列により、盛大に営まれました。新住職は、34人の稚児と共に練り行列し境内に檀信徒が迎えるなか同寺に到着。その後、日蓮大聖人銅像の除幕式がとり行われた。式に先立ちて、三十一世佐伯惠珖上人に住職法功章並修法歴五十年の表彰が授与された。佐伯惠珖上人が入寺した時には、お寺は後退していたが檀信徒の力を合わせて、本堂山門など約八十箇所の改修補修工事を行い見事にお寺を復興させてきた。「私に寄せて頂いた力を新住職にも貸して頂きたい」と今後の実相寺の益々の発展を願い、感謝と共に挨拶をした。
式では、稚児たちが、行列に続いて本堂御宝前に献花を捧げた。そして、渡部公悦宗務所長から住職認証書の伝達が行われ引き続き、師父佐伯惠珖上人から佐伯惠順新住職に払子が受け渡された。祝辞では、県内寺院を代表して渡部公悦宗務所長と、宗会議員の渡部康國上人が述べられた。謝辞では、筆頭総代である能宗孝様、佐伯惠珖上人、最後に佐伯惠順新住職は「どれだけ多くの支えを頂いて今があるか、非常に嬉しく思います。今後は、実相寺と言えばどなたでも分かるようなお寺にしていきたい。」と、涙ながらに今までの感謝と寺門興隆の決意をし、挨拶をした。