2016年2月28日
広島 福山市実相寺で法燈継承式
【広島】二月二十八日 広島県福山市実相寺に於いて法燈継承式併修平成大改修落慶法要式が、僧侶檀信徒約150名が参列により、盛大に営まれました。新住職は、34人の稚児と共に練り行列し境内に檀信徒が迎えるなか同寺に到着。その後、日蓮大聖人銅像の除幕式がとり行われた。式に先立ちて、三十一世佐伯惠珖上人に住職法功章並修法歴五十年の表彰が授与された。佐伯惠珖上人が入寺した時には、お寺は後退していたが檀信徒の力を合わせて、本堂山門など約八十箇所の改修補修工事を行い見事にお寺を復興させてきた。「私に寄せて頂いた力を新住職にも貸して頂きたい」と今後の実相寺の益々の発展を願い、感謝と共に挨拶をした。
式では、稚児たちが、行列に続いて本堂御宝前に献花を捧げた。そして、渡部公悦宗務所長から住職認証書の伝達が行われ引き続き、師父佐伯惠珖上人から佐伯惠順新住職に払子が受け渡された。祝辞では、県内寺院を代表して渡部公悦宗務所長と、宗会議員の渡部康國上人が述べられた。謝辞では、筆頭総代である能宗孝様、佐伯惠珖上人、最後に佐伯惠順新住職は「どれだけ多くの支えを頂いて今があるか、非常に嬉しく思います。今後は、実相寺と言えばどなたでも分かるようなお寺にしていきたい。」と、涙ながらに今までの感謝と寺門興隆の決意をし、挨拶をした。