全国の通信記事
2014年8月25日号
立正和協会で灯籠流し施餓鬼会供養
【神奈川一】8月25日、横浜市中区末吉町、大岡川沿いに於いて、立正和協会(増田顕親会長)は川施餓鬼灯籠流し供養を行い、会員30名、檀信徒、寺庭婦人を含め約100名が参加した。
今年で66回目を迎えた流灯会で、各家先祖代々、東日本大震災の犠牲者に加え本年は広島での災害犠牲者に対する供養を込めた灯籠、約400個を大岡川に流した。
当日は、雨に降られる事もなく、200名近い見物人が流れる灯籠に手をあわせ、写真におさめていた。
法要の後、増田会長は、戦後70回忌にあたり、今こそ政治、経済、宗教、医療と横のつながりを持つことこそ、御題目の教えをつなげ、社会浄化をはかって行く事が大切だと話した。
当日見物に来た親子連れは、(初めて見てとてもきれいでした。子供達も真剣に見てました。来年は家の先祖も灯籠供養したいです。)と笑顔で話していた。
研修会・自分と未来は変えられる
【鳥取】中四国教区(渡邊泰秀教区長)では8月25日、米子市内のホテルで平成26年度教区教師研修会を行い教師・寺庭婦人43名が参加した。
講師に白石豊氏(福島大学人間発達文化学類教授)を迎え『夢をかなえるコツ』と題し聴講した。
白石氏は、元阪神タイガース投手下柳剛氏をはじめ、多数のトップスポーツ選手のメンタルトレーニングの指導を行い、成果を挙げている。
講演では、サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会での岡田武史監督のチームづくりのサポートについて例をあげ、リミッティング・ビリーフ(自分の可能性を制限している誤った思い込み)からの脱却につい説明を受けた。また、夢をかなえるためには「リミッティング・ビリーフをはずし、達成の目的をはっきりさせ、適切な目標を設定し、それらを自己指示の確認書(アファーメーション)として書き、声に出して読み、イメージする事が重要である」と話した。
白石氏は最後に「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」と講演を終えた。
2014年8月24日号
正福寺・イキイキ元気子どものつどい
【岡山】8月24日(日)岡山市北区上中野にある正福寺では「第3回イキイキ元気子どものつどい」が開催された。
参加は小学生を中心とした29名の元気いっぱいの子どもたち。住職はじめ檀信徒青年会スタッフが協力し準備万端当日を迎えた。
一同、日蓮宗から配布されたそろいのTシャツを着用し、9時半から開会式、続いて午前中は本堂にてお経練習、仏事作法、太鼓練習、写経などを行った。
苦手な正座に加え、慣れないお経を読んだり、説明を聞きながら行う仏事作法に子どもたちも少し緊張の様子。それでも一つ一つ意欲的に取り組んでいる様子が見受けられ、お経を読む声もだんだんと大きくなっていった。
午後からは檀信徒青年会による「流しそうめん」。昼前から激しくなった雨も何とかテントでしのぎ、6メートルはある立派な竹に流れるそうめんを子どもたちは和気あいあいと楽しみながらいただいた。
午後からは岡山理科大学・科学ボランティアセンターから派遣された学生たちによる科学実験教室。
内容は空気の性質を使った実験が行われた。中でもタライを使った空気砲から白い煙の輪が次々と放たれると、一気に子どもたちも大興奮。同じ原理でペットボトルと風船を使い小型の空気砲を作った。さらに大きな浮き輪を使ったホバークラフトに子どもが乗り、空気の力で浮き、床を滑るように走った。その原理でペットボトとCDディスク、風船を使った小型ホバークラフト作りにも挑戦。子どもたちは自分で完成させた空気砲やホバークラフトを手に思い思いに楽しんだ。
最後は本堂において閉会式。午前中に習ったお経を読み最後を締めくくり、さらに修了証も授与し閉会となった。
子どもたちにとって、長年にわたりご先祖が守ってきたお寺に親しみ、夏休み最後の有意義な思い出になったのではないだろうか。