全国の通信記事
2023年6月1日号
千葉北・本土寺で布教研修所
6月1日、千葉県松戸市の本山本土寺に於いて、第60回日蓮宗布教研修所の入所式が行われた。
前日迄、天候不順の日が続いていたが当日は快晴に恵まれた。
本年度の研修員は7名。
6月1日より11月30日までの半年間、教職員と寝食を共にしながらさまざまな研修をします。
本土寺貫首の宮崎日純猊下が所長を務め
研修主任には李敏柱師。
敏柱師は挨拶の中で「誠意を持って、志を持って、熱意を持って、研修員を育てたい。」と熱く語った。
また、今回で会長を退く布教専修師会会長の山田恵祥氏からも「一人一人が自分をどう磨いて、自分をどう育てるのか。誰かに頼るのではなく自分の中で心を磨き、願いを磨き、多くの人を救うんだ。という志を持って研修に励んでほしい。」と激励を受けた。
これから始まる研修を前に緊張の面持ちの研修員たちだったが、熱意のある言葉を受け目を輝かせていた。
本土寺境内に色づき始めた紫陽花のようにこれからたくさんの学びと経験を積み行学の二道に励む。
半年後にはきっとそれぞれが綺麗な花を咲かせているに違いない。
2023年2月3日号
千葉北 中山法華経寺で節分追難会
【千葉北】法華経寺(新井日湛貫首)では2月3日節分追難会を厳修した。当日は午後1時と3時の2回法要が厳修されたが、どちらも今年度の加行僧総出仕の中力強く執り行われた。今年初参加という年男の男性は「たくさんの修行僧さんに囲まれ緊張した。素足の傷が痛々しいが大きな声でお経を読んで頂き大変感激し参加して本当に良かった。」と語っていた。法要後は、現在祖師堂が大改修中であるため臨時に設けられた舞台より豆まきが行われた。ここ数年のコロナ禍もあり久しぶりの豆まきを楽しみに来寺した参加者も多く、加行僧や芸能人、法華経寺総代でもある田中市川市長など多くの来賓が新井貫首の「慈眼視衆生、福寿海無量」の発声の後、「福はうち、福はうち」の掛け声にあわせ福豆や菓子をまくたび、大きな歓声が上がっていた。
2022年11月15日号
千葉北 市川市法華経寺でお会式
【千葉北】市川市法華経寺(新井日湛貫首)で11月15日~17日までお会式法要が厳修された。時期を合わせ境内で開催される骨董市を楽しみにする来場者を含め、多くの参拝者でにぎわった。また17日には天童音楽報恩会が営まれ約10人がお稚児さんとして参加し、かわいらしい装束で法要に華を添えた。行列開始の午後2時頃には暖かな日差しが降り注ぎ、保護者とともに稚児達は堂々と祖師堂までの道を歩いた。骨董市でにぎわう境内でも行列の様子を笑顔でカメラに収める姿が多く見られた。なかには慣れない装束に疲れたのか眠ってしまい母親に抱かれながら参加する姿も見られたが、参拝者は目を細め温かく見守っていたて。祖師堂での法要後には新井貫首より出仕への感謝の言葉と共に参加者1名1名に感賞状が手渡された。稚児として参加した近隣の幼稚園に通うという女児は「はじめての着物でうまく歩けるか心配だったが、お坊さんが優しく教えてくれ、最後まで頑張れました。」と話していた。