全国の通信記事
2024年12月5日号
秋田 フードドライブ事業
【秋田】12月5日、秋田市見性寺(藤嶋寛康住職)にて日蓮宗秋田県青年会(山口顕吾会長)によるフードドライブ事業が行われた。
昨年より行われている「フードドライブ」は県内寺院よりお供えで上がったお菓子やお米、檀信徒より持ち寄られた食品を集め「子ども食堂」などで活用してもらうため「フードバンク太田」へ送る食品を会員で仕分けする作業である。本年は昨年より多くのお米やレトルト食品、お菓子などの多くの食物が集まり、会員は賞味期限などをチェックしつつ段ボールへ梱包していった。
山口会長は「県内各寺院や檀信徒の協力を得て今年も開催することができました。今後もこの食品を必要としてくれる方々のためにも続けていきたい」と述べた。
また本年は開催前に熊による獣害が相次いだため歳末行脚は行われずに見性寺本堂にて青年会発足60周年の先師法要のみの開催となった。
2024年11月13日号
秋田 五城目町宗延寺で入寺式
【秋田】11月13日、五城目町宗延寺にて第27世近藤妙延師の法灯継承をする法灯継承式が行われ、僧侶檀信徒約100名が列席した。
法要では令和2年に26世分銅瑞泉上人が遷化された後宗延寺を護持された秋田市本妙寺大森宣昌師より近藤妙延師へ第27世の法灯継承が行われた。その後読経、檀信徒と共に唱題、入寺奉告、記念品贈呈、と厳粛な雰囲気の中行われた。
参列した檀信徒からは「先代住職が亡くなった後、大森上人にご支援を頂き今日新住職として妙延上人を迎えられて良かった。これから妙延上人と共に宗延寺を盛り立てていきたい」という力強い言葉を語られた。
妙延師は宗延寺として創建より初の尼僧住職として新たな一歩を歩み始めた。
2024年11月10日号
秋田 秋田市法華寺で入寺式
【秋田】11月10日、秋田市法華寺にて第27世齋藤静秀師から第28世齋藤宣裕師への法灯継承をする入退寺式が行われ、僧侶檀信徒約130名が列席した。
法要では齋藤静秀師を導師に御会式法要を執り行い、その後法灯継承、宣裕師を導師に力強い読経、入寺奉告、記念品贈呈、と厳粛な雰囲気の中行われた。
宣裕氏は平成21年より日蓮宗現代仏教研究所の研究員を務め、平成28年より現在まで日蓮宗秋田県教化センター長として日蓮宗寺院の教化活動のため尽力している。
法華寺は秋田県最古の日蓮宗寺院として創建より522年の歴史を持ち新住職のもと新たな一歩を歩み始めた。