全国の通信記事
2024年7月29日号
千葉南・防災をテーマに修養道場
【千葉南】本年は令和6年1月1日に発生した能登半島地震を受け、寺子屋のテーマを「防災」として、企画を進めてまいりました。
災害に直面した時の判断に必要な知識であったり、班の友達と協力する事であったり、困っている人がいたら助けてあげたり。また、寺子屋期間中は普段避けていた事も進んで行い、色々な事に取り組む道場生の姿勢や思いやりなど、そういった姿を見守る中で先生・スタッフも多くの事を学びました。
いつもとは違うお寺という環境の中で、不安や緊張を乗り越え、勇気をもって行動に移した一泊二日の寺子屋は、道場生一人一人の心の成長に繋がったと思います。
2024年7月27日号
千葉南・鏡忍寺「富木殿御書」複製を身延山へ
【千葉南】昨年開創750年を迎えた身延山久遠寺(持田日勇法主)は霊跡本山鏡忍寺(上村日昶貫首)の寺宝「富木殿御書」(宗宝・千葉県文化財)を立正大学名誉教授中尾堯文先生の監修により複製を2幅作成した。
「富木殿御書」には日蓮聖人が身延山へ入る道程とお気持ちが記されていて、昨年の開創会には鏡忍寺より出開帳が行われていた。
7月27日身延山豊田慈證布教部長がこれを持参し、鏡忍寺に一幅奉納された。
上村貫首は「これまでは御真筆故に安易に開帳できなかったが、これを機にお開帳に来られた方々にお披露目し、信仰の糧としていただければと考えております。」と答えた。
2024年7月25日号
【千葉東】青年会てらこや
【千葉東】青年会(長谷川雄宣会長)主催の少年少女研修が匝瑳市飯高寺(山田教周代務住職)において7月25日8時半~26日16時半の一泊二日で開催された。昨年は、少年少女30名募集のところ31名が参加し、今年は32名の参加者であった。16名の青年教師がと2名のOGが指導にあたり、その他、飯高寺を守る会から5人程お手伝いしてくれた。
飯高寺は日本最古の大学と言われ、飯高檀林の跡地でもあり、多くの僧侶や沙弥が学んだ由緒ある聖地です。そこで、午前中に飯高寺境内で南無妙法蓮華経や宝塔偈の写経を行い、小学一年生でも書くことができていた。午後から読経唱題の実践や清掃作業を体験した。また、晩には花火大会が開かれ、26日午前中、海水浴を行い、楽かったようであった。午後から感想文を書き、閉校式の後、解散した。
ある母親は「普通では体験できない、厳粛な雰囲気での修行をさせたかったので申し込んだ。」と話をしていた。
また、開校式の挨拶で、協賛している千葉県東部宗務所の新川智康所長は「楽しい思い出を作ってください。でも、少しでも具合が悪い時は、近くのお坊さんに言ってください。絶対に我慢しないでください。」と猛暑の中、健康に配慮する注意がなされた。
青年会の冨永一真副会長は「私も子供の頃はてらこやに参加して、楽しい思い出が沢山できました。皆さんも楽しく過ごして下さい。保護者の方々、子供さんたちの新たな成長に期待して下さい。」
飯高寺を守る会の代表からは「楽しめることをたくさん用意しました。皆さんの楽しい夏休みの思い出にしてください。」との話がありました。
参列した10人程の保護者たちは厳粛な雰囲気に満足そうであった。
家に帰ってから「来年も行きたい。」という小学一年生もいたようだ。