全国の通信記事
2025年6月7日号
千葉西 6組寺院連合「信行の集い」
【千葉西】令和7年6月7日、千葉県西部宗務所管内6組寺院連合会主催による第42回地区統一信行会「信行の集い」が君津市長谷川正覚寺で開催した。
終戦80年を迎えた本年に一人ひとりが全てに感謝の念を持ち行動することで、自身の幸福を、大きくは世界の平和にも繋がるという想いのもと、組内19カ寺より僧侶檀信徒73人が集まり祈りを捧げた。
各寺院代表檀信徒が境内外より本堂前に行進し信行旗を本堂内に奉奠し信行会の開式を迎えることとなった。
来賓として参列した、山本隆真千葉県西部宗務所所長より、「世界中で悲しいこと、痛ましいことがおきている中、生命に対して合掌し祈ってあげることが日蓮聖人の御心にかなうことではないでしょうか」と挨拶があった。
導師、担当寺院正覚寺住職 横山明光師。式衆、組内修法師により、第一部
「世界平和祈願法要」が営まれた。
修法導師として参列した木更津市成就寺 木村順誠師が第二部法話講師 久住謙昭師師父であり急逝した久住謙是聖人の遺品の袈裟を身に付け、命に祈るという一つの形を参列者に示した。
休憩時間をはさみ第二部では神奈川県横浜市 久住謙昭師の法話が行われた。
自身が作成したエイジングノート(エンディングノート)を元に仏教的な終活について話し、普段の当たり前と思っていることが本当は当たり前ではない。自分で出来ることでいいので菩薩の心を持ち自らが明かりとなって人々を照らし、残された人生を生き生きと過ごしていただきたい。と法話を終えた。
檀信徒の感想に「冒頭のエンディング(終わり)ではなくエイジング(人生の積み重ね)の話を聞いたときに目から鱗が落ちると感じ、最後まで話に引き込まれた。」
と話していた。
最後は担当寺院住職より謝辞があり、戦争に参加していた師父、伯父の話を入れながら「敬いの心、感謝の心をもって平和への道へ向かってまいりましょう」と話し第42回地区統一信行会は終了した。
2025年6月4日号
千葉北 宗務所協議委員会・総会
【千葉北】千葉県北部宗務所協議委員会・総会が6月4日に市川市真間山弘法寺で開催され宗務所並びに各会役員が出席した
令和6年度の活動と決算報告、令和7年度の活動予定案と予算案を審議された
今回の会議では田中貞真宗務所所長を中心に活発な意見交換が行われ、今後の方針に関する貴重な示唆が得られた。
2025年5月29日号
千葉北 本山会総会
【千葉北】57本山の貫首で構成する日蓮宗全国本山会の第83回総会が5月29日、千葉県松戸市平賀本山本土寺(宮崎日純貫首)で開かれた。午後1時、本堂で宮崎貫首を導師に先師法要を厳修その後、客殿で総会を開会した。紫陽花の花が咲き始めた境内にて実りある総会が執り行われた。