全国の通信記事
2025年11月2日号
千葉南・いすみ市大栄寺お会式法要に併せて落語会
【千葉南】いすみ市大栄寺(遠藤了義住職)はお会式法要に併せて落語会を11月2日に開催し、僧侶檀信徒ら約50人が参列した。
法要で参列者が宗祖への報恩感謝の誠を捧げた後、古今亭圓菊師匠が高座に上がり、新作「新・寿限無」と「鰍沢」を披露。枕では日蓮宗と縁の深い「鰍沢」を習うきっかけとなった、先代圓菊師匠とのエピソードを語った。
遠藤住職は挨拶で「お会式に併せた落語会は今年で23回を数えます。僧侶が仏さまの教えを説く説教と、滑稽話や人情話を演じる落語には“話し伝える”という点で共通している。たくさん笑って楽しんでください」と述べた。
地元住民で初めて参列した女性は「初めて本堂に入ってみたらきらびやかで驚いた。落語がお寺の説教にルーツがあることは初めて知り、双方ともに興味が湧きました。来年は夫と参列したいです」と語った。
2025年10月27日号
千葉西・日蓮聖人経石塚、道善御房供養塚顕彰報恩法要
【千葉西】日蓮宗千葉県西部宗務所管内では10月27日を「日蓮大聖人経石塚並びに道善御房顕彰報恩活動」の「顕彰の日」と定め、報恩活動を行っている。本年は10月21日(火)に経石塚、供養塚のある君津市加名盛の妙長寺奥之院にて、管内僧侶と檀信徒22名が参加し、山本隆真西部宗務所所長導師のもと日蓮大聖人経石塚並びに道善御房供養塚顕彰報恩法要が営われた。参加者全員で読経し、「報恩抄」を拝読し御遺徳を偲びつつ報恩謝徳の気持ちを捧げていた。
法要後の山本宗務所長の挨拶の後、管内寺院より集められた御題目写経を顕彰碑に納め、道善御房供養塚へ一同参拝し、最後に妙長寺住職山田妙眞上人より「宗務所のお力により参道も整備していただき感謝すると共に、今後は参拝者が今以上に増えてくれることを願っております」と謝辞を述べられ終了散会となった。
参加者の一人は「静かで清らかに感じるこの場所で皆と御題目を唱えると、いつも以上に心が洗われたような気持ちになれる。できる限りこれからも参加したい」と述べていた。
2025年10月25日号
市原地区統一信行開く
【千葉西】 10月25日、市原地区統一信行が市原市行光寺(住職出口幸祥師)で行なわれ、僧侶・檀信徒・寺族約50名が参加した。
参加者は千葉県西部謹製(きんせい)「御題目写経」を行い、御会式雅楽法要に臨んだ。
法要後、出口住職の挨拶につづき、茂原市妙弘寺住職田澤裕泰師が法話を行なった。
田澤師は修行時代の自らの体験から、人の縁と感謝の心の大切さを語り、参加者は深く感銘を受け、最後に力強く共に御題目を唱えた。
本堂での行事の後、客殿に場所を移し、春風亭昇也師匠の落語公演会が行なわれ、笑いと共に花が添えられた。



















