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2024年7月13日号
新潟東・檀信徒協議会総会並びに研修会
新潟県東部檀信徒協議会では7月13日、新潟市内のホテルイタリア軒に於いて総会並びに研修会を開催し、総勢67名の参加があった。
この度の研修会は協議会役員の発案により、日蓮宗全国檀信徒協議会が発行した冊子〈お寺は誰のためにあるの-菩提寺読本-〉を活用して研修を行った。
講師は東部宗務所の所員(本田義昌 伝道担当事務長・藤崎英人 宗務担当事務長・神田善輝 書記)が務め、それぞれが「信仰の継承について」・「日蓮宗の教えについて」・「お寺の行事や作法について」を担当し、ポイントを絞りつつ丁寧に分かりやすく、法話も交えながら冊子を読み進めて講義を行った。
1時間半の長丁場ではあったが、参加者は三人の講義を真剣に聞き入っていた。
研修後、檀信徒からは「日蓮宗についてわかりやすく解説して貰えてよかった。」「日蓮聖人の事をもっと知りたくなった。」「ご先祖のお墓に手を合わせに行って来ます。」「これからもお寺との繋がりを大事にします。」などの声が聞こえ、充実した研修会となった。
2024年2月23日号
新潟東 法座布教
【新潟東】布教師会は2月23日、長岡市中之島妙栄寺にて近年ではほとんど見かけない高座を用いての「法座布教」を5年ぶりに開催し、僧侶檀信徒66人が参加した。
新発田市法華寺住職で布教師会副会長の本田義昌師が前講を務め、「お唱えするお題目の意味」を説題として、努力、精進をし続けることの大切さを自身の柔道の経験やドラマのワンシーンなどを例にあげながら法話をした。
本講には会長である長岡市妙栄寺住職望月是祥師が「水害から20年、私のお題目」を説題として、波瀾万丈の妙栄寺の歴史や、平成16年の7・13水害で流されたお寺をどのように復興したのか、当時の心境を交えて話された。
両師とも終盤には普段中々聞くことが出来ない、日蓮宗伝統の「くりべん」を披露し参加者は真剣に聞き入っていた。
参加した檀信徒は「とても楽しく勉強になりました。次回も是非参加したい。」と話した。
2023年10月7日号
新潟東 檀信徒信行道場
【新潟東】宗務所は10月7日、新潟市本覚寺で布教師会、社教会、修法師会、声明師会、青年会の協力のもと「統一信行」改め「檀信徒信行道場」を開催し、僧侶檀信徒43人が参加した。
開会式では、新潟東部檀信徒会長の妙本寺檀信徒の古川吉男氏が「誓いのことば」を述べ、新潟県東部宗務所宮澤順正所長は「久しぶりの信行会ですので、仏様をこの場で感じながら、各々のご信心・信仰というものをさらに高めていただきたい」と挨拶した。
信行道場の内容は、午前に、宮澤所長によるプロジェクターを使った講話から始まり、妙見寺住職木村文暁師による唱題行が行われた。昼食時には食法を唱え頂いた。
午後には普段ではあまり書くことのない「ご首題」、日蓮聖人の「御遺文」の書写行をした。その後、布教師会長望月是祥師による、自身のお寺が平成16年7・13水害に遭った経験を踏まえながらの高座説教が行われた。最後に声明メインの音楽法要と修法師会長岩橋順裕師が修法導師を務め、7人の修法師で参加者を祈願した。内容も盛りだくさんで充実した1日修行となった。
閉会式では、蓮昌寺檀信徒の坂井正氏が代表で信行道場の修了証を受け取った。宮澤所長が閉会の挨拶で述べたように、参加者は仏様のような神々しいお顔になられて帰られた。