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2024年6月26日号

埼玉 寺檀協議会

 埼玉240702【埼玉】久喜市妙福寺(穐山経生住職)で6月26日、令和6年度寺檀協議会が開催され僧侶、檀信徒合わせて122名が出席した。午前10時より石黒淳明宗務所長を導師に宗務所職員出仕のもと法味言上が行われた。法要の中で本年元日に発生した能登半島地震の犠牲者をはじめ今年で80回忌を迎える戦争犠牲者にもご回向をした。法要終了後、石黒所長が参加者へ感謝を述べ、「いのちに合掌」と身延山の「共栄運動」について話をした。引き続き平柳清埼玉県檀信徒協議会会長(川口市感應寺檀徒)の挨拶があり、全国檀信徒協議会発行の『お寺は誰のためにあるの-菩提寺読本-』を参照し、「昔、菩提寺は生活の一部であったが核家族化が進み、若い世代での信仰の継承が難しくなっている、その中で私たち世代の檀信徒が一人一人どうしたらいいかを考えてほしい」と述べた。総会では議長に平柳会長が選出され、令和5年度檀信徒協議会活動報告、決算報告及び監査報告が行われ、引き続き令和6年度檀信徒協議会活動方針(案)及び予算(案)がそれぞれ承認された。

昼食後は、総本山身延山久遠寺総務浜島典彦師(西日暮里修性院住職)を講師に迎え「私は身延山で考えた」を演題に講演いただいた。時折ユーモアを交え、自身の経験や宮沢賢治の法華経信仰からお題目の大切さを説かれ魂のこもった講演に聴衆は聞き入った。その後、休憩を挟みフルート奏者の丸山かな子さん、ピアニストの益川尚さんの演奏を鑑賞した。全6曲披露し終演の予定だったが、会場からアンコールの拍手が起こり7曲目に中島みゆきの「糸」が披露され、フルートとピアノが奏でる美しい音色に会場は包み込まれた。演奏終了後、石黒所長導師のもと、唱題行が行われ参加者全員が一心にお題目をお唱えした。

閉会式で会場を提供してくださった穐山経生住職から「我々の使命は僧侶、檀信徒が協力し日蓮宗をお護りしていくことである。その第一歩として埼玉県の代表である、石黒宗務所長、平柳会長のもと埼玉県宗務所、檀信徒協議会を応援してほしい」と述べ寺檀協議会全日程を終えた。

2024年4月19日号

埼玉・檀信徒研修会で能登地震追悼

埼玉240422②【埼玉】4月19日(金)、日蓮宗檀信徒協議会(平柳清会長)主催の檀信徒研修会が浦和区円蔵寺(加藤良海住職)にて開催され、県内各地から僧侶、檀信徒合わせて100名が参加しました。
開式に先立ち、午後2時より能登半島地震慰霊法要が石黒淳明宗務所長導師のもと執り行われました。この日、円蔵寺の御宝前には関東大震災の時に作られた高さ約1メートルの震災犠牲者追悼の位牌が置かれました。
その後、開会式が行われ、石黒所長から「今回の震災で犠牲になられた方に檀信徒一心でお題目を唱えできたことに感謝したい。今の時代、いつどこで地震があるかわからない亡くなられた方のご供養、また復興を祈り今の私たちの生活が何一つ当たり前ではないということに感謝したい」と述べた。
引き続き、平柳清檀信徒協議会会長(感應寺檀徒)が「この災害が多い世の中で自分さえ良ければという心を捨てお互いに助け合い、いのちに合掌の心を大切にしていきたい」と話し
あいさつの後は二胡奏者の陳ブンジ先生による演奏会が行われました。
先生は、二胡という楽器を日本と中国の架け橋にしたいと活動し、当日は「春よ、来い」「花は咲く」などの日本歌謡を含む全六曲が披露され、二胡の音色に、会場は心温かい気持ちに包み込まれました。
その後、休憩を挟み講談師の一龍斎貞鏡先生による講談が行われました。
先生は昨年、真打に昇進され、舞台やテレビに大忙しの中、この日のために駆けつけてくださいました。
講談では「日蓮聖人御一代記」の誕生から立教開宗までを披露してくださり、講談を初めて聞く方が多い中でも、聴衆の心を掴み終始大盛り上がりとなりました。続いて「西行法師」を披露していただき、誤った言葉遣いが見られる昨今、講談を通して改めて日本語の持つ美しさを感じることができました。
研修会の最後には、会場の寺院、加藤良海住職が「本日ご宝前に置かせていただいた位牌の裏には、関東大震災から百箇日の日付と埼玉県内の寺院名が記されています。現存する記録は少ないですが、本日来ていただいた方のご先祖様がこの位牌を通じて復興を祈り、続けてきたのではないかと思います。皆さん一人一人の力、手を合わせる思いが必ず被災された方々に対して大きな力になっている」と感謝を述べ、檀信徒研修会の全行程を終えた。

2024年3月4日号

埼玉・三芳町正賢寺で本堂落慶式

埼玉240306hp【埼玉】3月4日に、三芳町寶樹山正賢寺(杉英憲住職)で、本堂落慶式が営まれ、78人が参列した。当日は、春らしい暖かい天気に恵まれ、お祝いのムードに包まれた。本堂建立は、先々代上人からの悲願であり、現住職は、その夢を引き継ぎ、実現した。杉住職は、「本来であれば、平成22年に遷化した先代住職が、皆様にご挨拶し、感謝を申し上げたかったと思います。先代住職と私の夢は、今日ここでおかげさまを持ちまして、成就することができました。これからは、この地の癒しとなることができるよう、精一杯精進して参ります」と、時折涙を交えながら挨拶した。

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新年のご挨拶。

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