全国の通信記事
2025年2月14日号
北海道東 雄武町日照寺で節分会
【北海道東】「節分」の2日、雄武町の日照寺では、厄払い福をつかもうと多数の人が訪れた。
午前十時より本堂内にて還暦や厄年の人、檀信徒およそ四十数人がおはらいを受けた。追儺式は、災いをもたらす悪疫である鬼を追い払い、人々の幸福を願う行事でもあり、今年も豆まきは行わず多数訪れた人たちにお札・福豆・お菓子・落花生を渡し持ち帰ってもらった。檀信徒から「今年も厄払いありがとうございました。災いのない生活をしていきたい」と話していた。
2025年2月11日号
北海道東 芽室町実勝寺で節分会
【北海道東】二月十一日の建国記念日に芽室町実勝寺(内山智伸住職)で、節分会が開かれた。
この日は、日中の最高気温が氷点下。冬の身支度をした大人でも耐えがたい寒風が吹きつけるなか、僧侶・寺族・檀信徒合わせて八名が、水行を行って身を清め、一年の無事息災を祈った。
最年少の内山大縁君(六歳)は、厳しい寒さにも身じろぐことなく、樽に満々と注がれた寒水と向き合っていた。見守る檀信徒は、住職子息の雄姿に目を細め、信心を一層堅固にした様子だった。法要では一〇〇名を超える檀信徒が加持を受け、熱心に唱題した。
毎年恒例の、鬼子(おにこ)による豆まきの演出が行われ、鬼に扮した寺有縁のこどもたちが、会場を練り歩き節分の雰囲気を盛り上げていた。
鬼子として参加した児童達は、今年一年自分の目標に向かって頑張りたいと、参列の方々に力強く語った。
2025年2月2日号
北海道東 紋別市妙進寺で節分会
【北海道東】紋別市妙進寺で節分会が2月2日に営まれ、檀信徒や地域の人約120人が参加した。約1600個用意した福豆のほか、福餅、子ども向けのお菓子がまかれた。町田是敬住職は「参拝者が元気でないとできない行事。来年はなにをまこうか考えるだけで、こちらち幸せを感じます」と微笑んだ。