全国の通信記事
2024年8月5日号
神奈川3 サマースクール
【神奈川3】八月五日(月)、六日(火)に小田原市法授寺(岩田亮徳住職)で法授寺と青年会協同開催の【【が行われた。当日は小中学生十二名が参加し、初日は読経・唱題や団扇太鼓練習をしたほか、小田原城を望む境内でドラム缶を使った風呂を薪で沸かし一同汗を流した。ラジオ体操で始まった二日目は、境内清掃やお守り作りを行い、昼食時には流しそうめんをいただいき両日とも元気に修行に励む子供達の姿がみられた。
2024年4月8日号
神奈川3・厚木市妙傳寺で釈迦堂耐震工事完成式典
【神奈川3】日蓮大聖人星下りの霊蹟で知られる厚木市上依知の妙傳寺(宇都宮教侃住職)では、四月八日灌仏会に合わせて釈迦堂の耐震改修工事完成式典が行われた。厚木市指定有形文化財である釈迦堂には、総本山身延山久遠寺と能登の本山妙成寺と同じく丈六の釈尊立像がお祀りされている。
釈迦堂の由来は約三百二十年前、当時の住職が江戸幕府に禁じられた「不受布施」の教義を唱え、廃寺となった。その後二回にわたり星下りの奇瑞が現れ、伝え聞いた水戸光圀公が幕府に復興を要望され、常陸の加倉井妙德寺より日遥上人を派遣し妙傳寺が再興された。その時に建立されたものである。
そしてこの度、来るべき大地震に備え、住職檀信徒一丸となり大事業を完遂した。
宇都宮住職は「檀信徒のご理解ご協力を得て耐震化が実現し、感謝しております。霊蹟を守ってきた人々の想いを大切に、これからも妙傳寺が栄えるよう努力致します」と感謝・決意を述べた。
2024年3月26日号
神奈川3・檀信徒協議会研修会
【神奈川3】三月二十六日(火)檀信徒協議会(皆木孝常会長)は僧俗百余名参加のもと、グランドホテル神奈中平塚で研修会を行った。
午前十一時、山﨑浩道宗務所所長・皆木孝常檀信徒協議会会長が参加の檀信徒に向け挨拶を行い開会。午前の部は真打の落語家の柳家㐂三郎師(やなぎやきさぶろう)を招き落語が披露された。㐂三郎氏は神奈川県厚木市出身ということもあり管内、また本宗にも縁が深く、その軽快な話しに会場からは終始笑い声が絶えず沸き起こっていた。
昼食の後、午後の部では宮城県仙台市妙法結社教導阿部錬雄師の講演が行われた。病気がちだった幼少期に本宗教師であった叔母の指導で毎朝水行を続け、徐々に体調が回復に向かったことが縁となり僧侶となった阿部師。お題目により生かされてきた命を活かすことを自らの使命として、四十年以上に亘るお題目の実践布教を続ける師の話に参加者の聞き入る姿が見られた。
午後二時半、成川文優宗務所副所長が謝辞を述べ閉会となった。