全国の通信記事
2024年7月31日号
三浦市 歓喜山 實相寺 寺子屋~夏休み子ども修養道場~
去る七月三十一日~八月一日、小学生二十三名が集まり、夏休み修養道場が泊りで久々に行われました。
コロナ禍は、中止や日帰りだったためにようやくお寺に泊まることが戻ってきました。
こども達は、日頃みたこともないことに驚きを感じていた。今ではご飯炊きのほとんど炊飯器。撒き割りを体験し、火をつけて飯ごうで焚くごはん。夜は話しを聞いたり、きもだめし。仏具店の協力の元、お香の話と香りの違いを実際に身体で感じた。さらには腕輪数珠つくり。檀信徒の協力をいただき、とうもろこし収穫にすいかの収穫、お昼は流しそうめんを頂いた、二日間通して、お経を唱えたり、太鼓を打ったり、掃除を行なったり。こどもたちは沢山の事を経験し学んで自宅へもどられた。この二日間境内は子どもたちの笑顔と笑い声が絶え間なく続いた。
参加したこどもからは、「今回参加して、絶対に一人では生きていないんだ、生きている中で誰かしらの支えがあって生きているだと感じた」と話された。
住職からは「来年また来てくださいね。中学生以上は、経験や体験を子どもたちに話しに来てくださいね。お手伝いにも来てくださいね。」と話された。
2024年6月27日号
神奈川2 檀信徒協議会総会
【神奈川2】令和六年六月二十七日(木曜日)神奈川県第弐部檀信徒協議会では、鎌倉霊跡本山妙本寺において、令和六年度定例総会を行った。
総会に先立ち、石川県七尾市 本延寺住職 河﨑俊宏上人から本年元旦の夕刻に襲った能登半島地震の今までと現状のお話しがありました。「避難所の格差(交通の良所と難所)(自主避難・自宅避難)、避難所での食事では、非常食など食べられる有難さは月日がたつと厳しくなり、炊き出しの温かい食事の提供は非常に重要となりました。地震発生一ヶ月は、必死で明日への命を繋ぐ。その後光が見える。しかし疲れが見え始めたころ、精神的なケア・サポートを必要と感じました。また避難所から仮設住宅に移り始めると、地域ごと移動できた場合には問題は少ないが、個々の移動になると新しいコミュニケーションが難しいことが多く支援が必要と感じられた。またボランティアの迎え入れる体制のむずかしさも感じられた。最後に全国の寺院や管区宗務所よりの義援金に感謝します」と述べられた。その後、安国論寺住職平井智親上人(弐部宗務所長)導師のもと「能登半島地震慰霊法要並びに復興祈願法要」を、檀信徒五十数名と十数人の僧侶でお経を唱え、お題目を唱え執り行った。またその後、定例総会を執り行った。
2024年6月21日号
神奈川2 法華和讃会が池上参拝
【神奈川2】六月二十一日(金曜日)平年より梅雨入りが遅い関東地方、今年は梅雨の中、神奈川県第弐部法華和讃会(会長大森ゆきゑ)は、池上本門寺「紀伊徳川家」墓前にて、養珠院殿妙紹日心大姉(お万様)、池上本門寺・大坊本行坊に寺庭婦人・檀信徒三十一名で参拝を行った。
一昨年より毎年参拝をと心がけ、昨年は寺庭婦人数名で行った。今年は、本門寺大本堂では、和讃「聖詠一首」とお万の方へさまに捧げる「和讃三首」を奉詠、大雨の為に水たまりができ足元が悪かった為、代表者のみによる墓前参拝となった。
また大本堂内では、お万の方さまのご生涯をフルートの演奏とともに大森会長が朗読。入梅の雨の境内にフルートの音が静かに流れていた。