全国の通信記事
2025年9月12日号
神奈川2 龍口法難755年
【神奈川2】 九月十二日(金)神奈川県藤沢市片瀬、霊跡本山寂光山龍口寺(鈴木貫首)では、七百五十五年の龍口法難会が十一日の平和祈願供養から十二日の十八時のぼたもち供養大法要、纏・万燈錬り行列供養、二十四時の龍口法難征当ぼたもち大法要が執り行われた。
今年も十一日から参道には出店が並び、夜には地元睦会の纏奉納は賑やかさを増し、仏舎利塔では平和祈願供養の法要が執り行われました。
十二日の朝から夜中まで境内には、お経が響き渡り、大太鼓に合せお題目が響き渡っておりました。十二日の十八時からは、ぼたもち供養大法要が執り行われ、法要後には高座より本堂内にぼたもちが撒かれた。その後十九時より二十一時までは神奈川・東京から約二十五団体による、纏・万燈錬り行列が盛大に活気よく執り行われた。
二十三時半を過ぎると本堂内には檀信徒が集まりだし、畳敷きから入口まで人が溢れ、五十分より布教師会大埜慈誠上人による法話が始まった。参拝者は静かに話しを聞かれ、終わりと同時に太鼓の音が響き渡り「龍口法難征当ぼたもち大法要」が執り行われた。
法要後、本堂内に設置された高台より、感謝の気持ちを日蓮宗の儀式によって、お題目「南無妙法蓮華経」が唱えられ、難除けのぼたもちが盛大に撒かれた。
今年も神奈川県第二部の布教師会による、日中腰越の町から片瀬の町へ唱題行脚を行い、山門にて街頭布教を行っている。本年も行った。
今年は、暑さの続いた日々から少し落ち着いた気温でしたが夕刻より空を黒く覆う雲が現れ、ポツリポツリと時折激しい雨になり、地面に響く雷鳴、雲の合間には雷光がはしっていた。法要が終わり外にでると雷雨も去り境内は静まり返った。
2025年9月2日号
神奈川2 県下三部合同修法研修会
【神奈川2】9月2日に鎌倉市・本山妙本寺(鈴木日敬貫首)において県下三部合同修法研修会を神奈川県第二部修法師会(村山智洋会長)主催にて開催し30人が参加した。
本年は終戦80年に当たり、妙本寺・祖師堂にて世界平和立正祈願祭並びに戦死病没者の追善供養法要を行った。村山智洋会長は「現在の私たちが平和を享受しているのは、先人がこの国の為に一身を捧げられたからであり、80年の節目にあたり共にご供養できたことは有難いことであります。併せて、戦争に巻き込まれた草木や動物の供養もしたが「いのちに合掌」のスローガンに適い、立正安国世界平和に繋がる供養でもある。また、奇しくも9月2日は比企能員の変の日であり、比企一族の菩提を弔うこともできた。」と挨拶をした。
研修会では、沖縄県・法華経寺住職・伊東政浩住職より「琉球神道と、沖縄での日蓮宗の修法布教の現状について」と題し講演を頂いた。
神奈川2 戦没者慰霊和讃音楽法要
鎌倉は、九月に入っても空は青く猛暑の中、神二宗務所長平井智親上人、神二声明師会会長鈴木嘉昭上人御来席のもと、實乗結社教導諏訪内友孜上人御導師に四十一名が参加しました。
フルートの伴走で、宗歌・慰霊和讃と団扇太鼓を打ちながら追善歌題目を奉詠した。
戦争・戦地を体験した人、家族を失った人、戦争中を生き抜いた人、全ての方が翻弄された戦争が終わって八十年の今、安穏に暮らせる日々に感謝し恒久平和を祈り厳かに慰霊法要を締めくくった。 「これからも恒久平和を次の代へ引き継いでもらいたい」と参加者たちは言った。




















