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2025年2月15日号

長崎 信徒青年の集い総会

長崎250311④【長崎】平成15年以来、例年県内の信徒青年の集いを開催している。19回目となる今回は大村市の妙宣寺・法照寺を会場として2月15・16日に行われた。多くの檀信徒が県内各地から参集し、1泊2日の日程で信徒青年活動を深めた。

1日目の冒頭に妙宣寺御宝前において法味言上し、参加者の研修が成就することを祈願した。総会においては、昨年度の活動を振り返り、決算報告や次年度の活動計画を協議した。参加している1人1人が菩提寺の檀信徒の中心となり、菩提寺への参拝や行事を盛り上げていく、ひいては宗門運動の一助となる意識を持ち続けていくことを確認し合った。

会としての大きな出来事として、新しい『信徒青年の誓い』を採択した。これは、旧来の信徒青年の誓いを継承しつつ、この時代を力強く乗り越えていくため「いのちに合掌」を推進するためのものだ。

研修では昨年に引き続き、宗務院太田順祥伝道企画課長に講演をいただいた。「いのちに合掌」をテーマにお話しいただき、「合掌」を軸にして他の宗派にない日蓮宗の合掌に備わる但行礼拝の心が、参加者に深く染み込んだようであった。

その後の懇親会では、信徒青年同士の交流はもちろんのこと、教師との交流も活発に行われ、まさに僧俗一体。たのしいひと時であった。

2日目は宗務所書記の堀田泰基上人が勤める大村市法照寺に団参した。当日は堀田上人の第三行帰山奉告式が行われ、行列・水行・帰山式・特別祈祷に参列することができた。帰山奉告式にはじめて参加する信徒青年も多く、貴重な機会となった。信徒青年の『横』の繋がりがあるからこそ得られた貴重な機会だったと感じる。

全国的に見て、当県は信徒青年会が組織されている寺院が多い。それでもまだまだ1寺院1信徒青年会づくりの道程は遠い。この意気を一過性のものとせず、推し進めることでさらに信徒青年会の活動を広げていきたい。

2024年10月21日号

長崎 声明師会発会40周年「法華懺法会」

長崎241024④【長崎】十月二十一日、日蓮宗長崎県声明師会発会四十周年竝能登半島復興祈念「法華懺法会」が長崎県川棚町常在寺(合川泰通住職)にて執り行われ檀信徒約百五十人が参列した。

法華懺法(ほっけせんぼう)とは、私たちが日々の生活で意識的であれ無意識であれ犯してしまった罪を悔い改め、信心を清らかにするための法要である。御仏に対して自らの罪と向き合い悔い改める意味合いがある。

今回の法要は、長崎県声明師会(合川泰通会長)が昭和五十九年に発会し、四十周年にあたる今年、特別な法要で祝おうと、法華懺法を定期的に行われている石川県から河﨑俊宏上人(本延寺・妙相寺住職)を講師としてお呼びし、前日に講義を受け、翌日法華懺法法要を行う予定であった。

しかし本年正月「令和六年能登半島地震」が起こり、河﨑上人のお寺も甚大な被害を受け、そのような状況で慶賀の法要を行うべきではないのではないかとの思いも生じたが、河﨑上人から「予定通り行って下さい。長崎に指導に行くことを励みに、折れそうな心に鞭打って頑張りますから」との連絡を受け予定通り開催することになった。

当初は声明師会で勤修するつもりであったが、能登地震を受け、日蓮宗長崎県宗務所(妙法寺住職・渡部智文所長)の後援、並びに修法師会・布教師会・社教会・青年会の協力を得て、法要中に特別に行う卒塔婆供養を長崎県各寺院・檀信徒に募集をかけ、納めて頂いた御供養料は全額能登半島地震義援金とするようになされた。

法要には博多の日蓮聖人護持教会様より拝借した多宝塔を御宝前に安置し、京都護国寺院首上田尚教声明導師ご臨席のもと長崎県内有志のお上人並びに九州声明師の会の有志のお上人総勢約三十五人が関り盛大かつ厳粛に執り行われた。

長崎県内日蓮宗檀信徒より約千四百本の卒塔婆の申込みがあり、その御供養料約三百万円全額が義援金として河﨑上人を通じて能登に送られた。

2024年10月8日号

長崎 九州教区檀信徒研修道場

【長崎】令和6年度 第39回 九州教区檀信徒研修道場が、10月8日~9日の一泊二日で長崎県諫早市本清寺(和田恵晶住職)を会場に、檀信徒84名、教師14名、計98名の参加者が集まり開催された。講師に、大分県杵築市 延隆寺住職 首藤泰隆師をお迎えし『お題目を繋ぎたい』という演題で講義が行われた。講演では、首藤師が、僧侶になった経緯や今のお寺にご縁を頂いたお話、また現在、参拝者に法話をしながら書く、イラスト入りの御首題について話された。この御首題は、大きな話題となっており、全国各地から毎月約100名の参拝者が訪れる。首藤師は、色々な方々との交流を通して、“寺離れ”“宗教離れ”と言われているが、「本当は、お寺は求められている」と言い、そして法華経のお寺には、妙薬!“今をよりよく生きるための心のお薬”がおかれている、たくさんの方に気づいてほしい、と話す。参加者の一人は、「とても感銘を受けました。お題目の有り難さにあらためて感謝します。またお寺へのお参りが楽しみになりました。」と話していた。

二日目は、諫早市白木峰高原でコスモスの散策、小浜温泉で足湯を体験し昼食後、解散となった。

首藤師は、この御首題がきっかけとなり、日蓮宗マスコットキャラクター「こぞうくんのグッズイラスト」や大分県日蓮宗の「お坊さんの描いたカレンダー」のイラストなどを担当している。

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新年のご挨拶。

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