全国の通信記事
2025年5月27日号
佐賀 婦人部統一信行会
【佐賀】5月27日小城市のゆめぷらっと小城で、宗務所主催の統一信行会が開催され、県内外より約150名が参加した。
松島正英所長を導師に法味が言上された後、「渇仰恋慕に生きて」と題し、戸澤宗充師(東京都一華庵)の講演が行われた。
自身の多難な生涯を通し、法華経と出会って、お題目に救われた事と、人は必ず誰かの光になれるという「菩薩行」の大切さを語る中、涙ぐむ聴衆も見られた。
最後に琵琶の演奏を披露し、日蓮聖人のご生涯を弾き語り、会場は拍手に包まれた。
信行会の結びは、宮本智行師(青年会会長)による唱題行が行われ、参加者一同にお題目を唱え閉会となった。
2025年4月28日号
佐賀 統一信行会
【佐賀】4月28日、小城市のゆめぷらっと小城で、宗務所主催の統一信行会が開催され、僧侶檀信徒120人が参加した。静岡県圓恵寺塚本智秀師の講演が行われた。「日蓮聖人750遠忌を迎えるお寺のあり方」と題し、お寺や総代が務めるべき役割について語った。法句経や法華経の一節をとりあげ、困難な世でも前向きに生きる大切さを説いた。「知恩報恩」と「恩送り」をキーワードに、日蓮聖人について知り、題目修行に努めること、そして、お題目の尊さを周りに伝えることが報恩行ではないかと述べた。最後に、750遠忌にむけて管内の寺院や檀信徒が、一丸となってお題目を唱えていくことを願っていますと述べ、講演を終えた。
2025年2月21日号
佐賀管区で帰山式
【佐賀】再行を成満した小寺亮佑師の帰山式が二月二十一日、多久市等覚寺で行われた。晴天にも恵まれ、管区内外から駆け付けた同行僧六名と共に水行、報告式と滞りなく進んだ。謝辞では、支えてくれたすべての方々へ感謝の言葉が述べられ、結びに留守を預かった寺族へ恩返しを固く誓い閉式となった。
翌二十二日には同じく再行を成満した松島正静師の帰山式が佐賀市國相寺で行われた。同師は平成二十七年度の初行以来十年ぶりの入行で、強い意志が伝わる読経の音声は管内教師に留まらず、檀信徒も熱心に耳を傾けて合掌していた姿が印象的だった。
両師共に子供からの花束贈呈では笑顔がこぼれ、帰山の喜びと安堵感に満ちた様子で堂内から拍手が沸いた。
今後の更なる活躍が感じられる帰山式となった。