全国の通信記事
2024年11月16日号
佐賀 護法大会
【佐賀】宗務所は11月16日、平成29年以来7年ぶりとなる護法大会を佐賀市文化会館で開催し、僧侶檀信徒約700名が参加した。「つなげようお題目のともしび」と題し、子供・孫世代への信仰の継承をスローガンに掲げられた。
同県檀信徒協議会・大串和夫会長の開会宣言にて幕が上がり、修法師会の御本尊開眼の修法、寺庭婦人会による和讃が奉納された。
続く高座説教には熊本県日感寺・塩田和香師が登座した。テーマを「いのちのくすり~仏さまの処方せん~」とし、歌手・美空ひばりさんの信仰を引き合いに、お題目の尊さについて語り、「川の流れのように」を全員で熱唱し、会場から拍手喝采を浴びた。
午後からは光勝寺貫首、松島正英宗務所長を導師に法要が営まれた。雅楽部の演奏にて厳かに始まり、読経中には地涌の菩薩に扮した小沙弥たちが登壇、お題目では会場全体でうちわ太鼓を叩き場内にとどろかせた。
結びに、実行委員長を務めた亀川浩俊師が、熱気を帯びたホールに、半年間練習を重ねたという三線を披露、最後に会場を大いに沸かせて閉会宣言し幕を閉じた。
参加者からは、「初めて高座説教を聴いて感動した、次回も参加したい」、「今日の良き経験は必ず家族の皆に伝えます」等の声が聞かれた。
2024年7月22日号
佐賀県青年会主催少年少女行学道場
佐賀県青年会主催による少年少女行学道場が、唐津市本立寺にて七月二十二日から二十三日にかけて開催された。一日目の日中にはお経と礼儀作法練習、かき氷づくりや団扇づくり、夜にはバーベキューや花火を行い、二日目には仏教や日蓮宗のことを学べる宝探しゲームや流しそうめんが行われた後に、本年の少年少女行学道場を無事に終えた。宝探しゲームでは、班ごとに解答用紙が渡され、境内に隠された教箋を宝に見立てて探し、そこに書かれていることをヒントに謎を解いたり、一日を通して学んだことを班内で共有して答えを出したりと、参加者たちが協力して課題を達成していた。また、帰宅前に参加者たちが記した感想文の中には、「友達ができた」、「次も参加したい」、「仏教が生まれたのがインドだと分かった」などがあった。
2024年5月17日号
佐賀 婦人部統一信行会
【佐賀】5月17日、小城市のドゥイング三日月で、佐賀県宗務所主催の婦人部統一信行会が、県内の寺庭婦人檀信徒100人参加のもと、開催された。開会後、首藤泰隆師(大分·延隆寺)による記念講演、その後、唱題行研修が行われた。
「お題目を繋ぎたい」という演題で行われた講演では、自身が自坊で取り組んでいる参拝者の心に寄り添ったご首題·ご朱印が出来るまでの経緯やなぜ自分が僧侶になったのか、どうしたら多くの人々にお題目がつながっていくのかを、実際に作成されたご朱印等を例に上げながら述べた。話の中で「絆」という字に関しての説明の際には、参加者たちが隣同士で手を繋いで上げたり下げたりしながら、体を動かしつつ理解を深めていた。最後に皆様のお題目が子や孫ににつながり、さらには苦しむ方々の光となりますことを願っていますと述べ、講演を終えた。