全国の通信記事
2024年7月22日号
佐賀県青年会主催少年少女行学道場
佐賀県青年会主催による少年少女行学道場が、唐津市本立寺にて七月二十二日から二十三日にかけて開催された。一日目の日中にはお経と礼儀作法練習、かき氷づくりや団扇づくり、夜にはバーベキューや花火を行い、二日目には仏教や日蓮宗のことを学べる宝探しゲームや流しそうめんが行われた後に、本年の少年少女行学道場を無事に終えた。宝探しゲームでは、班ごとに解答用紙が渡され、境内に隠された教箋を宝に見立てて探し、そこに書かれていることをヒントに謎を解いたり、一日を通して学んだことを班内で共有して答えを出したりと、参加者たちが協力して課題を達成していた。また、帰宅前に参加者たちが記した感想文の中には、「友達ができた」、「次も参加したい」、「仏教が生まれたのがインドだと分かった」などがあった。
2024年5月17日号
佐賀 婦人部統一信行会
【佐賀】5月17日、小城市のドゥイング三日月で、佐賀県宗務所主催の婦人部統一信行会が、県内の寺庭婦人檀信徒100人参加のもと、開催された。開会後、首藤泰隆師(大分·延隆寺)による記念講演、その後、唱題行研修が行われた。
「お題目を繋ぎたい」という演題で行われた講演では、自身が自坊で取り組んでいる参拝者の心に寄り添ったご首題·ご朱印が出来るまでの経緯やなぜ自分が僧侶になったのか、どうしたら多くの人々にお題目がつながっていくのかを、実際に作成されたご朱印等を例に上げながら述べた。話の中で「絆」という字に関しての説明の際には、参加者たちが隣同士で手を繋いで上げたり下げたりしながら、体を動かしつつ理解を深めていた。最後に皆様のお題目が子や孫ににつながり、さらには苦しむ方々の光となりますことを願っていますと述べ、講演を終えた。
2024年4月28日号
佐賀 寺院総代統一信行会
【佐賀】宗務所は4月28日、統一信行を小城市ドゥイング三日月で開催し、僧侶檀信徒120人が参加した。松島正英所長を導師に法味が言上された後、全国檀信徒協議会会長池上幸保氏の講演が行われた。「総代としての布教と護持活動」と題し、現代社会における様々な問題に対してお寺や総代が担うべき役割について自身の経験を交え分かりやすく説明した。参加者からは、「来る日蓮聖人750遠忌には檀家全員がお祖師さまに手を合わせるような環境を作って行きたい」と力強い言葉が聞かれた。講演後は総会が開催され、結びに本年11月同管区で開催予定の護法大会の成功を皆で誓い合った。