全国の通信記事
2025年10月26日号
愛知尾張・「唱題修行 今日はひたすらお題目」開催
【愛知尾張】10月26日に小牧市妙林寺(山本將陽住職)を会場に、愛知県尾張宗務所主催のイベント「唱題修行~今日はひたすらお題目~」が開催され、教師約30名と檀信徒約110名が参加した。
このイベントは今一度お題目の意義や大切さを学び、その上で皆でお題目を唱える場を作ろうと企画された。午後1時50分より大坪宣学師(中巨摩郡泉應寺住職)が登壇し、生まれ変わりや十界の教えを交えながらお題目の講義がおこなわれた。大坪師は「法華経・お題目と出会えていることはものすごく有難いこと。生きている間に出会う人、起こることは全て自分を成長させる為の仏様のお導き。皆さんもお題目を唱え、生きている間に仏になりましょう。」と語った。時折参加者から笑いも起こり和やかな雰囲気の中、約1時間15分の講義が終わった。
午後3時20分より参加者に団扇太鼓が配られ、大坪師が導師を務め唱題行がおこなわれた。堂内には太鼓の音と共に力強い大音声のお題目が響き渡った。
イベント終了後、参加者から「とても有難いお話を聞けた。これからも日々の生活の中で、沢山お題目をお唱えしていきたい。」などの声が聞かれた。
2025年7月24日号
愛知尾張 第46回少年少女夏季修養道場
【愛知尾張】7月24〜25日にかけて小牧市妙遠寺(服部智謙住職)を会場に、尾張日蓮宗青年会主催の第46回少年少女夏季修養道場が開催され、13名が参加した。今回は「災害を学ぼう」をテーマに掲げ、ダンボールを使った椅子やスリッパの作成方法を学んだり、防災アニメを鑑賞し、災害時に役立つ知識を身につける為の講義がおこなわれた。また作法指導・お経練習・唱題行では子ども達の真剣に取り組む姿が見られ、毎年恒例のビンゴ大会・スイカ割り・バーベキューなどのレクリエーションでは楽しげな笑い声が絶えなかった。
2日目の閉講式を兼ねた震災慰霊法要では折った千羽鶴を供え、子ども達全員で団扇太鼓を叩きながら大きな声でお題目を唱えた。参加した子ども達からは「来年もまた絶対参加したい。」との声が上がり、和やかな雰囲気の中、修養道場は幕を閉じた。
2025年6月7日号
愛知尾張 画家の尾中康宏氏のイベント
【愛知尾張】6月7〜8日に岩倉市長遠寺(石川友基住職)にて、絵描き・お寺めぐり画家の尾中康宏氏のイベントがおこなわれ約80名が来寺した。
尾中氏は元々東京の映像制作会社で働いていたが、画家になりたいと思い立ち、子どもの頃から好きだった千手観音を描き始めた。
千手観音に因み約1000秒でイラストを描き、紙だけでなく持ち込まれればTシャツや木板など様々なものにも描くという。
また依頼者の職業に関係するものや好きなものを取り込んだり、誕生日の時にはバースデーケーキも描いたりと、一人一人に合わせたオリジナルの千手観音のイラストは人気を博している。
宗派を問わず全国の寺院をイベントで回っており、2019年には京都の仁和寺でもイラストの展示をおこなった。愛知県内の日蓮宗寺院では長遠寺が初となる。
また8日には尾中氏と琴奏者の清香氏のライブパフォーマンスがおこなわれ、当日来られなかった人々の為に長遠寺のインスタグラムでライブ配信された。
尾中氏は「これからも感謝の気持ちを忘れずに、日本だけでなく世界中のお寺を巡って絵を描いていきたい。」と意気込みを語った。



















