全国の通信記事
2024年11月10日号
愛知尾張 半田市寛良寺法燈継承式
【愛知尾張】11月10日半田市寛良寺で、第2世加藤正光師から第3世加藤信行師への法燈継承式がおこなわれた。多くの檀信徒が参列する中、正光師より信行師にまずお寺で一番大切な過去帳を譲られ、次に住職の証である払子を継承された。
正光師は平成9年に住職に就任以来、檀信徒の教化、寺観整備はもとより、宗門では修法師会会長、宗務所長、協議員議長、宗会議員等を歴任、宗外では民生・児童委員に奉職するなど、常に奉仕の心を第一に尽力した。
新住職の信行師は謝辞の中で「寺門興隆はもとより、全国で唯一の寺名である「寛良寺」にちなみ、【こころを寛(ひろ)く良(よ)くするお寺】をモットーに、皆様ひとりひとりに寄り添い、法華経・お題目を共に一心に唱えていく。今後は開かれたお寺を目指し、檀信徒の垣根を越えて地域に根差した活動を行っていきたい。」と語った。
また、令和13年に迎える日蓮聖人750遠忌に向けて新本堂建立を発願した正光師の意思を受け継ぎ、広く基金の支援をお願いした。
尚、正光師は寛良寺住職退任とともに東海市大教院第7世に晋山し、今後も日蓮聖人への給仕に励む。
2024年10月24日号
愛知尾張 日帰り団参
【愛知尾張】10月24日に尾張日蓮宗青年会主催の日帰り団参がおこなわれ、檀信徒64名が参加した。
当日は晴天に恵まれる中、午前中に長野県伊那市にある蓮華寺(長谷川湛道住職)を参拝し御開帳を受け、その後住職による蓮華寺の縁起や女人成仏についての法話がおこなわれた。法話終了後に本堂内にて記念撮影をし、蓮華寺を後にした。
昼食をはさみ、午後には紅葉の名所としても有名な天台宗別格本山の光前寺を参拝し、霊犬早太郎の墓や参道のヒカリゴケなど様々なものを拝観した。
参加者からは「楽しかった。また来年も参加したい。」との声も上がり、終始和やかな雰囲気の中、団参は終了した。
2024年7月23日号
愛知尾張 少年少女夏季修養道場
【愛知尾張】尾張日蓮宗青年会は7月23日~24日の日程で、一宮市国照寺(高尾龍友住職)を会場に第45回少年少女夏季修養道場を開催し13名が参加した。
今回は色濃く仏事に触れさせる事をテーマに、閉講式を兼ねた子ども達が主体となった記念法要が企画された。鏧子や木柾や経題の発音などを子ども達がおこなうよう役割を分担し、青年会員指導のもと練習に励み、本番では見事に法要をやり遂げ保護者からは感動の声が上がった。また「祈り」や「追善供養」の大切さを知るための講義が開かれ、お守り作りや塔婆書きもおこなわれた。
スイカ割りや班対抗のゲーム大会では、子どもたちの顔から笑顔が溢れ大変盛り上がりを見せた。
この2日間は子ども達にとって普段することのない体験の連続であり、多くの学びの場となった。「本当に楽しかった。」「来年も絶対参加したい。」などの喜びの声が多く上がった。