全国の通信記事
2025年2月16日号
愛媛 村口泰淳師帰山報告式
【愛媛】2月16日、愛媛県西条市本妙寺(愛媛県西条市国安42)にて、副住職の村口泰淳上人の大荒行参行成満帰山報告式が行われた。
帰山報告式とは、僧侶が千葉県市川市中山で行われている日蓮宗大荒行堂の修行を終え、無事にお寺に帰ったことを、神仏・檀信徒に報告する式典。今回は9時より行列、10時水行、10時半より帰山報告式を営んだ。
帰りを待ちわびた檀信徒や県内僧侶が参詣し、泰淳上人をはじめ行僧9名の福徳力を頂戴した。
帰山式では泰淳上人から「辛かった参行の修業ができたのは、檀信徒・寺族の顔が思い浮かぶから無事に行を終えることができた。今後も皆様と一緒に本妙寺を支えていきたい。」という言葉に檀信徒は頷き涙を流した。
2023年7月24日号
愛媛 経王寺子ども修養道場
【愛媛】愛媛県四国中央市豊岡町の経王寺(八竹光一住職)で、7月24日に日帰りの子ども修養道場が開催された。
新型コロナウイルスの感染対策をしっかりと行いながら、12人の子どもたちが参加した。
まず、本堂内で全員が揃って開校式を行った。お経やお題目を唱え、子どもたちの修養道場で「元気で遊べるように」「無事に終わるように」とお経を読んだ。開校式の後は、自己紹介をし、持ち寄った宿題に取り組んだ。昼食時にはみんなで食事の作法を、声を大にして唱え、流しそうめんを楽しんだ。
午後からはスイカ割をし、近くの海水浴場に行った。少子化で、上級生が下級生をみることが少ない中、よい経験をしているようにみえた。ふだんは、顔を合わせない友達や年齢の異なることお互い仲を深めた。参加して楽しんだ一方、厳しさも感じた。慣れないお経にとまどいながら、あまり声が出なかったが、閉会式には元気な声でお経を読み、太鼓をたたきお題目を唱えることができた。
2023年6月27日号
愛媛 七十七箇寺参り
【愛媛】6月27日、本妙寺(西条市国安)の檀信徒19名が、梅雨の合間を縫って今治市の法華寺・法徳寺・妙本寺を巡った。
一行は、各寺院にて法華経を読誦・唱題。参詣先の住職が、さまざまな霊位の追善・追孝供養をはじめ、家内安全や心願成就のご祈願を祈った。その後、南無妙法蓮華経の内証を示す三大秘法などについての法話を拝聴した。
本妙寺は、阿仏房日得上人が行った千箇寺参りにならい、年に1度、四国にある日蓮宗寺院を巡っており、今年で、七十七箇寺を巡った。