全国の通信記事
2024年10月9日号
島根 第72回管内布教講習会
【島根】島根県布教師会(小川廣延会長)は10月9日~10日、第72回管内布教講習会を安来市本成寺(岡本亮啓住職)で行い、僧侶檀信徒62名が参加した。初日は開式後、吉田憲由師(宮崎県龍雲寺住職)が高座説教『親子を繋ぐお題目~心に落書きをするな~』、続いて語り部の多勢久美子氏が『民話昔がたり』と題した公開講座を行った。吉田師は、ミュージシャンをしていた青春時代や一度は途切れたお題目とのご縁の話などを披露。「興味深い内容で、笑いあり涙ありのお説法だった。」「初めて見る繰り弁の迫力に圧倒された。」など参加者からは様々な声が聞かれた。
二日目は松江エクセルホテル東急で管内教師による法話研修の後、吉田師が『カリスマ性よりカリマス性』と題した教師研修が行われた。
2024年9月30日号
島根 社教会が彼岸法要
【島根】日蓮宗島根県社会教化事業協会(堀江禎正会長)が9月30日、「島根あさひ社会復帰促進センター秋季彼岸会法要」を開催した。会場は同地(浜田市旭町)施設内。管内教師10名が出仕し同施設職員・受刑者約200名参列のもと彼岸回向と罪障消滅祈願祈祷を行った。
教誨師でもある堀江会長堀江会長は、「この法要が受刑者の更生の一助になればと」願いを込めて語った。
2024年7月24日号
島根 親子ふれあい寺子屋
【島根】島根県青年会(橘亮光会長)主催の「親子ふれあい寺子屋」が7月24日、島根県宗務所と島根県檀信徒協議会(品川保夫会長)との共催で開催された。会場は出雲市法恩寺(同青年会長橘亮光住職)。3歳~小学生の子どもと保護者40名が参加し青年会と信徒有志のスタッフ15人が実施運営を行った。子ども達は午前中に座禅、写佛の授業に真剣に取り組み、午後からは流しそうめん、日本海に面する小伊津なぎさ公園での海遊び、バーベキューなどを楽しんでいた。お楽しみの中にも、寺子屋ならではの行儀作法や食事作法の指導がありメリハリのある内容で、はじめは緊張していた子ども達が次第に打ち解け、時折発生する歓声と笑い声、笑顔が眩しかった。
橘会長は在任中と青年会員として最後の寺子屋が、多数の参加者があったこと、管内寺院、メンバースタッフの協力と尽力のおかげで無事盛会に寺子屋を開催できたことへの感謝を語っていた。