全国の通信記事
2025年3月9日号
島根 いのちといのりの日~災害復興支援法要~
【島根】日蓮宗島根県宗務所(新間信應所長)、日蓮宗島根県社会教化事業協会(堀江禎正会長)は3月9日、大田市法藏寺(堀江禎正住職)で「いのちといのりの日~災害復興支援法要~」を行い、僧侶檀信徒約20人が参加した。この法要は東日本大震災の翌年から、全国各地の災害物故者の供養と被災地の早期復興を祈って行われ、今年で14回を数える。昨年に続き法要に参加した品川保夫日蓮宗島根県檀信徒協議会会長は、任期中に寺院開催をとの思いがあったが、社協会会長が菩提寺の住職というご縁もあり、本年は久しぶりの寺院開催となった。集まった祈願回向料、義援金282,000円は昨年同様、能登半島地震義援金として日本赤十字社に送られた。
2024年10月9日号
島根 第72回管内布教講習会
【島根】島根県布教師会(小川廣延会長)は10月9日~10日、第72回管内布教講習会を安来市本成寺(岡本亮啓住職)で行い、僧侶檀信徒62名が参加した。初日は開式後、吉田憲由師(宮崎県龍雲寺住職)が高座説教『親子を繋ぐお題目~心に落書きをするな~』、続いて語り部の多勢久美子氏が『民話昔がたり』と題した公開講座を行った。吉田師は、ミュージシャンをしていた青春時代や一度は途切れたお題目とのご縁の話などを披露。「興味深い内容で、笑いあり涙ありのお説法だった。」「初めて見る繰り弁の迫力に圧倒された。」など参加者からは様々な声が聞かれた。
二日目は松江エクセルホテル東急で管内教師による法話研修の後、吉田師が『カリスマ性よりカリマス性』と題した教師研修が行われた。
2024年9月30日号
島根 社教会が彼岸法要
【島根】日蓮宗島根県社会教化事業協会(堀江禎正会長)が9月30日、「島根あさひ社会復帰促進センター秋季彼岸会法要」を開催した。会場は同地(浜田市旭町)施設内。管内教師10名が出仕し同施設職員・受刑者約200名参列のもと彼岸回向と罪障消滅祈願祈祷を行った。
教誨師でもある堀江会長堀江会長は、「この法要が受刑者の更生の一助になればと」願いを込めて語った。