全国の通信記事
2022年11月13日号
大阪市 東大阪市蓮城寺のお会式
【大阪市】11月23日(水)、東大阪市蓮城寺のお会式で、日蓮大聖人立教開宗の紙芝居が上演された。この紙芝居は昭和30年代に高槻市圓通寺の井上龍温師(故人)がオリジナルとして多くの作品を製作し、龍温師の法嗣、圓通寺先代井上龍芳師の許可を得て、福島正堯師(大阪市恵光寺住職)が、オリジナルから何点か複製を作成し、法話の依頼を受けた寺院で公演している。蓮城寺ではここ4年間、小松原法難・龍口法難・佐渡法難・立教開宗の順に公演を行った。公演に先立ち、昭和の街頭紙芝居にならって、駄菓子を配布し、参詣者は法悦と共にノスタルジックな(郷愁感にひたる)ひと時を過ごした。
2022年10月15日号
神奈川2 葉山町本圓寺お会式
【神奈川2】葉山町本圓寺(小﨑龍延住職)で十月十五日、お会式が行われ、その中で小﨑住職から楠山泰延社教会長(横須賀市妙傳寺住職)を通じて全国社会教化事業協会(秋永智淳会長)へ災害協力金・浄財五万円が手渡された。
小﨑住職は本圓寺の住職になってからこれまでの十八年間、チャリティー寄席やお会式、信行会などで檀信徒から集めた浄財を、NPO法人T・M良薬センター(田代経量理事長)を通じて、カンボジアに井戸を寄贈したり、スマトラ沖地震の津波で心に傷を負ったスリランカの子どもたちにたくさんの本を寄贈したり、また、日蓮宗あんのん基金などに寄付するなど、世界各地・日本全国の被災地に支援の手を差し伸べてきた。
とくに、コロナ禍になってから今年を含めた三年間は、同寺が永年お会式で続けてきた「万灯・纏の練供養」や「お稚児さん」が中止になるなど、満足にお会式の行事ができないことを理由に、檀信徒からの浄財を全国社会教化事業協会へ災害協力金として寄付している。そんな小﨑住職の活動を見て、同寺の檀信徒も被災地・被災者を助けたいという強い気持ちを持っているという。
当日、お会式法要のあと楠山社教会長に災害協力金を手渡した小﨑住職は、檀信徒に向かって「皆さまからいただいた浄財を、全国社教会にお渡しします。被災地の瓦礫を撤去するスコップ代、不足しているお水の代金にでもなれば、ありがたいことです」と話した。
2022年10月12日号
福岡 御会式と世界平和祈願祭
【福岡】令和四年十月十二日、日蓮聖人銅像護持教会(立野良顕主管)にて御会式並びに銅像ライトアップ世界平和祈願祭が執り行われた。
夕方五時より本堂にて御会式法要が行われ、コロナ禍で人を入れての行事が三年ぶりに執り行われた。
その後、七時より境内にある日蓮聖人銅像前にてライトアップ並びに世界平和祈願祭が行われた。
初めに立野主管、並びに来賓寺院、檀家総代、照明デザイナーである松下美紀さんによる点灯式が執り行われた。
日蓮聖人銅像にライトが灯ると、参列の方から歓声があがり大いに盛り上がった。
次に、修法師会による修法が行われた。
その後、刀禰義弘宗務所所長(大雄寺住職)、松尾周学責任役員(龍潜寺住職)と挨拶され、照明デザイナーの松下美紀さんが、「私の実家は日蓮宗で宮大工をしております。今回、このお話をいただいたことは、仏様からの大切なご縁を感じました。」と話された。
最後に立野主管は「日蓮聖人銅像ライトアップによって吉塚の街、日蓮聖人銅像護持教会も益々発展していってくれることでしょう。」と挨拶された。