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2023年10月7日号
京都1 日蓮聖人門下連合会お会式
【京都1】10月7日(土)京都市左京区 日蓮宗 本山 妙傳寺にて、京都日蓮聖人門下連合会主催のもと、御会式が執り行われ、檀信徒、関係者各聖約100人が参詣した。
法要に先立ち、行脚隊や万灯行列など総勢約80名が妙傳寺周辺を練り歩いた。行脚隊と万灯行列が妙傳寺に到着すると、引き続き本堂前にてお囃子に合わせて纏が豪快に振られた。さらに立命館大学の学生で結成された和太鼓ドンによる和太鼓奉納が始まると一段と賑やかさを増し、大変な盛り上がりをみせた。その後、本堂にて法華宗真門流 総本山 本隆寺貫主 上田日献猊下よる講話があった。上田猊下は「法華経には現世安穏にして後に善処を生じと説かれているのですよ」と法華経の信仰の正しさを分かりやすく説明された。そして最後に「皆さん、善男子善女子となって精進をしましょう」と語られ、多くの参詣者は熱心に聞いていた。
引き続き、京都一部寺庭婦人会と檀信徒有志による和讃奉納が始まると、堂内はゆっくりとした時間が流れ出し、参拝者は自然と合掌をしながら団扇太鼓と日蓮聖人を讃える詩句に耳を傾けた。その後、日蓮宗 本山 妙傳寺貫首 近藤日康猊下が大導師の下、御会式が執り行われ、お題目の声が広い本堂に響いた。
大阪市 第742回日蓮聖人御入滅報恩御会式
【大阪市】10月7日(土)、大阪市宗務所(下土井龍永所長)主催の「第742回日蓮大聖人御入滅報恩御会式大法要~いのりの集い!~」が法性寺(山本信行住職)において開催された。
午後12時半より法性寺本堂において大阪日蓮宗青年会、丸田英仁師による前座法話が始まると、堂外では大阪市日蓮宗青年会が団扇太鼓の音も高らかに中寺・谷町周辺を行脚で巡り、午後1時より境智院住職、橋本貫宏師による本法話があった。法話の後、境内では法性寺檀信徒並びに管区信徒青年会による纏の奉納が行われた。その後、午後2時より下土井宗務所長導師のもと報恩法要が厳修された。今年は法要に先立ち、桜の短冊に参加者の祈願をしたためた祈願桜の奉納が行われた。次いで大阪市教化センターが作成したリーフレット「いのり」を出席者全員でお読みし、仏様への感謝の想いと共に世界平和への祈りを捧げた。続いて檀信徒協議会(武田家治会長)による落語会が開催され、午後4時半には~いのりの集い!~全日程が終了した。
2022年11月15日号
千葉北 市川市法華経寺でお会式
【千葉北】市川市法華経寺(新井日湛貫首)で11月15日~17日までお会式法要が厳修された。時期を合わせ境内で開催される骨董市を楽しみにする来場者を含め、多くの参拝者でにぎわった。また17日には天童音楽報恩会が営まれ約10人がお稚児さんとして参加し、かわいらしい装束で法要に華を添えた。行列開始の午後2時頃には暖かな日差しが降り注ぎ、保護者とともに稚児達は堂々と祖師堂までの道を歩いた。骨董市でにぎわう境内でも行列の様子を笑顔でカメラに収める姿が多く見られた。なかには慣れない装束に疲れたのか眠ってしまい母親に抱かれながら参加する姿も見られたが、参拝者は目を細め温かく見守っていたて。祖師堂での法要後には新井貫首より出仕への感謝の言葉と共に参加者1名1名に感賞状が手渡された。稚児として参加した近隣の幼稚園に通うという女児は「はじめての着物でうまく歩けるか心配だったが、お坊さんが優しく教えてくれ、最後まで頑張れました。」と話していた。