全国の通信記事
2024年6月29日号
千葉西 檀信徒協議会総会
【千葉西】6月29日、本山藻原寺にて、千葉県西部檀信徒協議会総会が行なわれた。出席者は檀信徒65名(委任状87名)、教師31名であった。総会に先立ち、千葉県西部布教師会会長宮川了暢師が「檀信徒研修道場の意義」と題して、生涯通して学ぶことの大切さを講演し、檀信徒研修道場への参加を呼びかけた。総会では、檀信徒協議会会長根元精一が、寺院と共に家庭においてもお題目を弘めて行くことが大切である、と出席者へ語った。
2024年6月27日号
福島 檀信徒協議会総会
【福島】6月27日、白河市の妙関寺(巻延彦住職)で福島県檀信徒協議会(法現寺 佐藤雄三会長)の定期総会が開催され、役員と僧侶合わせて約30人が参加した。 午前中、役員たちによる会合が開かれた。昨年度の事業・決算報告や今年度の事業計画・予算案などの審議をし、滞りなく議事を終えた。その後、福島市東光寺住職の齋藤幸弥師による講演が行われた。演題は「これからのお寺を考える」とし、檀信徒側とお寺側の両方の視点で話が展開された。死を意識した行動の必要性や、人口と高齢化率の推移を示したグラフを使い、寺院も次第に衰退していくことをわかりやすく説明された。齋藤師は結びに「お寺の存続の為には、僧侶と檀信徒の信頼関係と寺院経営を学び実践していくことが必要不可欠だ」と話し、同席した 檀信徒と僧侶たちに訴えかけた。午後は「白河の関」を巡った。白河の関とは「みちのくの玄関口」と呼ばれ、東北地方の関所として歴史が深い場所で、関跡には樹齢800年に及ぶ巨木があり、一同は荘厳な雰囲気漂う森林を歩きながら、ガイドの案内に真剣に耳を傾けた。最後に伊達政宗が寄進したことでも有名な白河神社の前で一読し、その土地に眠る諸精霊たちへ祈りを捧げた。
神奈川2 檀信徒協議会総会
【神奈川2】令和六年六月二十七日(木曜日)神奈川県第弐部檀信徒協議会では、鎌倉霊跡本山妙本寺において、令和六年度定例総会を行った。
総会に先立ち、石川県七尾市 本延寺住職 河﨑俊宏上人から本年元旦の夕刻に襲った能登半島地震の今までと現状のお話しがありました。「避難所の格差(交通の良所と難所)(自主避難・自宅避難)、避難所での食事では、非常食など食べられる有難さは月日がたつと厳しくなり、炊き出しの温かい食事の提供は非常に重要となりました。地震発生一ヶ月は、必死で明日への命を繋ぐ。その後光が見える。しかし疲れが見え始めたころ、精神的なケア・サポートを必要と感じました。また避難所から仮設住宅に移り始めると、地域ごと移動できた場合には問題は少ないが、個々の移動になると新しいコミュニケーションが難しいことが多く支援が必要と感じられた。またボランティアの迎え入れる体制のむずかしさも感じられた。最後に全国の寺院や管区宗務所よりの義援金に感謝します」と述べられた。その後、安国論寺住職平井智親上人(弐部宗務所長)導師のもと「能登半島地震慰霊法要並びに復興祈願法要」を、檀信徒五十数名と十数人の僧侶でお経を唱え、お題目を唱え執り行った。またその後、定例総会を執り行った。