全国の通信記事
2022年10月29日号
兵庫西 日蓮聖人降誕八〇〇年慶讚大会
【兵庫西】宗務所(安積尚志所長)は十月二十九日、加古川市民会館にて四年に一度の信行結集大会「日蓮聖人降誕八〇〇年 兵庫県西部慶讚大会」を開催し、僧侶、寺庭婦人、檀信徒約五〇〇名が参加した。
第一部は、松本昭仁檀信徒協議会会長が開会の言葉を述べ、青年会行脚隊が入場し幕を開けた。続いて寺庭婦人会和讃部が「日蓮聖人御降誕八百年慶讚和讃」を奉唱し、安積所長導師のもと、声明師会、修法師会をはじめ管内僧侶出仕にて法要が営まれた。第二部の清興では宮内庁楽部在籍の経験もある雅楽師、東儀秀樹氏のトーク&ライブショーを行った。
トークショーの間「雅楽を通して地球上の音楽ルーツを継承し守ることに信念と誇りと責任を感じている」と語り、その後のコンサートではまっすぐ突き抜けるような力強さと、東儀さんの人柄を感じるような優しい音色が会場中に響き渡った。閉式の言葉を三好一行協議員会議長(赤穂市高光寺住職)が述べ、この場を繋げてくれた日蓮聖人に感謝し閉会となった。
奈良 第54回護法大会
【奈良】宗務所(木村泰存所長)は10月29日に宇陀市の満壽寺(山田妙澄住職)で「第54回護法大会」を開催し、僧侶と檀信徒約90名が参加した。
声明師会を中心に営まれた法要では日蓮大聖人第741遠忌の報恩塔婆と、回向塔婆が多数読み上げられた。
法要後には宗務所顧問の森本竜静師(宇陀市長隆寺住職)が「みんなで菩薩になろう」と題し講演を行った。
最後は青年会による唱題行が行われるなど、久しぶりに賑やかな雰囲気での1日となり、参加者の笑顔があふれていた。
神奈川2 第12回 龍の口竹灯籠
【神奈川2】十月二十九日~三〇日(土日)神奈川県藤沢市片瀬、霊跡本山龍口寺(本間日恩貫首)では、天候に恵まれた両日、夕刻五時から八時まで、幻想的な秋の夜の境内に約三千基の竹灯籠に燈火が宿った。仁王門からの階段を上がると山門が見えその奥に境内と本堂が見える、足を運ばれた方々からは境内がみえた瞬間に、綺麗だね~と言う言葉があちらこちらから聞こえてきた。コロナウイルスの影響で昨年、一昨年は中止され、以前は夏に行われてきましたが、酷暑ということもあり参拝者には厳しいのではないかと言う声から、龍の口竹灯籠実行委員会などが検討した結果、三年ぶりのこの度の開催は秋の実施となった。本堂内では二日間の間に様々な音楽の計六組の団体の演奏も行われた。また受付にて供養や祈願を申し込んだ方々の法要も本間日恩貫首導師のもと両日とも十九時半から執り行われた。