2013年7月29日
天気の講義に興味津々 子ども修養道場
【栃木】青年会(野澤智秀会長)は7月29日から一泊二日の日程で「子ども修養道場」(宗務所後援)を那須塩原市等覚院(藤﨑善隆住職)などを会場に開催し、特別参加の幼児2名を含む道場生28名が参加した。
本堂で行われた開校式の後、客殿で「いのち」をいただく心構えについて野澤朋世師(宇都宮市妙金寺副住職)より講義を受け昼食をとった道場生たちは、再び本堂にて大森映孝師(高根沢町妙福寺副住職)の指導の下、読経練習に臨み大きな声でお経を唱えていた。更に気象予報士の資格を持つ中田知範師(高根沢町蓮性院副住職)を講師に法座が開かれ、中田師の「気象のプロ」としての天気の講義に道場生のみならず、スタッフの教師も興味深く耳を傾けていた。
その後場所を那須町の貸別荘「那須ビレッジ」へ移し、箸と水鉄砲の制作に挑戦。悪天候のため水鉄砲を使ったゲームなどは中止となったが、夕食のバーベキューでは自らのつくった箸で食事をとった。同じく予定されていたキャンプファイヤーも中止となったが、雨の止み間をついて花火大会は行われ、束の間の夜の時間を楽しんだ。
道場二日目は更に場所を「ホテルサンバレー那須」に移し、時折覗く晴れ間のもと、それまで「厳しい先生」であった教師スタッフと道場生たちは、その垣根を越えて、プールとランチバイキングを満喫していた。
那須塩原駅での解散時、道場生のひとりは「前の日まで行きたくないと思っていたけれど、来てみて良かった。来年もまた参加したい」と語っていた。