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2023年6月17日号
大阪豊能
【大阪豊能】宗務所主催、豊能連合立正婦人会能勢門中寺院巡りが6月17日に能勢町の安穏寺で開催され檀信徒42人が参拝した。この企画は、管内の山間部にある能勢門中寺院を順次参拝することで、お寺への親しみを感じて貰い会員相互の親睦を深める目的で立案され、今回で15回目を迎える。法味言上後、石原直行住職から由緒沿革を紹介。
安穏寺は平安時代末期、天台宗の名僧源信坊恵信僧都が遊行の折、この地に創建して1000年以上の歴史を積み重ねた霊場である。恵信僧都の作とされる東向十一面観世音菩薩像は「火除けの観音様」といわれ、大阪府指定文化財にも登録されている。
境内の諸堂見学の後、仏事作法講習が行われ、講師の大塚
2023年5月21日号
大阪豊能 春期百部経法要
【大阪豊能】能勢町持経寺で5月21日、春期百部経法要が開催され、畑譲檀信徒協議会会長、久保文昌身延会会長はじめ各寺院総代代表など僧侶檀信徒68人が参詣した。
平成8年以来27年ぶりに百部経を受け持った持経寺は、京都本隆寺を総本山とする法華宗真門流に属する寺院。能勢一円法華の成立と発展の経緯から、能勢門中寺院の一寺として交流が深い。
同寺は檀信徒の協力を得て、宗祖降誕800年慶讃事業として本堂の塗り替え、外トイレの新築など寺門興隆に努め、この日を迎えた。
法要では、坪内清佑住職が導師となり能勢門中寺院17ヵ寺出仕による法要が勤められた。
2023年5月7日号
大阪豊能 能勢クエスト ミニ
【大阪豊能】宗務所主催、教化センター企画の「能勢クエスト ミニ」が、5月7日、能勢町蓮華寺で開催され、子供25人、大人11人、合計36人の檀信徒が参加した。
能勢町の自然やお寺に親しみを持って貰うための「能勢クエスト」は、地図とカードを頼りにお寺を巡り、謎解きをしながらご朱印を集めて最終的な合計ポイントで順位を競う、親子参加型謎解きハイキング。
本来であれば「能勢クエスト6」として、能勢町の寺院を巡る予定であったが、雨天の為、中止となり、本堂内での開催となった。
開会式に続いて、桑木茂光宗務所長を導師に法味言上を行い、唱題の際には「ご家族やご親戚、近隣の方、または事故や事件、災害で亡くなった方々を思い浮かべながら、お唱えください」という言葉を述べ、参加者たちは皆、手を合わせ、熱心にお題目を唱えていた。
ミニゲームには、輪投げ、ストラックアウト、射的が用意され、参加した子供たちは、自身が求めるクエストのカードを手にする為、楽しみながらチャレンジし、堂内には笑い声が響いた。
各賞結果発表の後、桑木宗務所長は「お寺でこの様なイベントをする事を忘れないでください。お寺の前を通るときは、手を合わせてお辞儀してくれたらありがたいと思います。目に見える物だけではなく、目に見えない物も本当に大切なのだという事をいつまでも忘れないでください」と話した。
来年には、今回雨天の為、参拝することが出来なかった興徳寺、妙見山に加えて、法性寺の3ヵ寺を巡る「能勢クエスト6」の開催を予定している。