全国の通信記事
2023年4月10日号
千葉東
【千葉東】4月10日、宗務所主催(冨永観瑞所長)により多古妙光寺(冨永観瑞住職)で管内教師・寺庭婦人の40名近くが参加し、管内報恩法要が第3区協議員井村大應師(東金市寶藏寺住職)を導師に、副導師に第3区協議員・修法師会長・第3区参事区長・宗務副長が勤め、修法師会会員を式衆にて行われた。
報恩法要は管内歴代の先師上人並びに寺庭婦人各位のご回向を行っており、本年度は管内2ヶ寺の住職のご遷化、3名の寺庭婦人のご逝去があり、ご遺族・参列者はご回向・ご焼香をした。
法要後、導師を勤めた井村大應師は、ご遺族・参列者に対しねぎらいの言葉と、縁の深い方々の供養をさせて頂いたことへの感謝の気持ちを述べた。続いて冨永所長は挨拶で、所長在任16年間で46名の教師と20名の寺庭婦人寺族、66名の方々をご回向させて頂いた。管内教師も16年間で減少していることが語られ、これからも報恩法要が行われ共に祈りを捧げて行きたい旨を話された。
休憩を挟み引き続き、コロナ禍の影響で開催を延期していた「伝道企画懇話会」が行われ、宗務所事業や今後の宗門の展望や宗門運動に対する要望等について意見交換された。
また、毎年併せて開催されている教師大会は昨年同様、各会活動報告書を配布することで教師大会に替えた。
2023年4月9日号
千葉東 東金市法光寺で本堂落慶式
【千葉東】令和5年4月9日、東金市法光寺(中村寛秀住職)にて本堂落慶式が、遠壽院傳師戸田日晨上人祈禱導師のもと遠壽院修法師8名の出座、冨永観瑞宗務所長(多古 妙光寺住職) 肉(しし)倉(くら)堯(ぎょう)雄(ゆう)正干与(谷中 一乘寺住職)来賓により厳修された。
前本堂は令和元年9月9日未明千葉県上陸の台風15号(房総半島台風)により、本堂の屋根剝がれ・床上浸水など甚大な被害を受けた。檀家各家の菩提心を結集し一丸となって一大事業としての本堂再建となり、3年を超える月日を経て落慶を成した。
式典中住職の奉告文では、法光寺檀信徒各位ご理解ご協力のもと、無事落慶を迎えられ、仏祖三宝諸天善神諸菩薩にご報恩感謝を告げられた。冨永所長の祝辞では、「単立寺院であった法光寺は平成23年9月、日蓮宗に帰属することができました。また、被災直前に日蓮宗の制度が変わって宗務院・全国の寺院檀家からの浄財をお渡しできました。その上に、信徒並びに多勢の方々のご協力があり今日を迎えられたことに感謝し、住職・檀信徒共々に更なる精進を重ね、お寺を盛り上げて下さい。信仰の道場にしてください。」というお祝いと励ましが語られ、 筆頭総代の根本元平は今回落慶を成就出来たことの喜びを語られた。
最後に中村住職は本堂再建にご協力ご尽力下された皆々様に対する感謝感激の謝辞となお一層精進していき、地域・檀信徒のために尽くしたいとの旨を述べられた。
2023年3月27日号
千葉東 戦没者追善供養・世界立正平和法要
【千葉東】3月27日、千葉県東部社会教化事業協会(大網白里市法光寺住職、新川智康会長)は、東金市福相寺(堀越顕晴住職)を会場に、「戦没者追善供養」「世界立正平和」法要を開催した。
当日は、11名の会員が参加し法要が行われ、法要に先立ち、千葉県東部布教師会(香取郡大立寺住職、張田冨田会長)の佐藤哲祥会員(匝瑳市長福寺住職)が、聞法歓喜について法話した。
法要で導師を勤めた新川会長は、戦没者追善のご回向と立正安国の誓願成就を祈った。
この法要は、「立正安国論」奏進750年の佳年より通年事業として平成21年9月より行われており、戦において失われた尊い命、戦禍により奪われた尊い命に対し、戦死病没殉難者の追善供養のご回向と、これより将来にこのような事が起こる事無く、平和で安らかな暮らしを営ませていただけるようにと世界立正平和の祈願を、管内寺院を年度3回目安に行っており、今までに90ヶ寺廻り行っている。
式後、新川会長は、令和元年9月の台風にて甚大な災害を受け、再建された本堂にて行うことが出来たことへの感謝の言葉が述べられ、戦争のない平和な世界を祈り続け、戦没者の供養を続けて行きたいと述べた。続いて会場寺院の堀越顕晴師は挨拶で、再建された本堂で法要が行われ、お経・お題目をあげて頂いたことへの感謝の言葉が語られた。