全国の通信記事
2022年11月5日号
北海道東 佐呂間町正法寺で入寺式
【北海道東】佐呂間町正法寺で11月5日、第2世北村舜襄師から第3世北村舜晴師への法灯継承入寺式とお会式が営まれ、檀信徒約50人が参列した。舜襄前住職は46年間にわたり住職として境内地の整備に努め、保護司や民生委員などの活動を通じて地域に貢献してきた。舜晴新住職は挨拶で、大正8年の佐呂間教会に始まる同寺の歴史を振り返り、歴世とそれを支えた檀信徒の労苦に敬意を表し、「任の重さを痛感しています。正法寺護持発展のため精進します」と決意を表明した。
2022年10月1日号
北海道東 紋別市妙進寺のお会式
【北海道東】紋別市妙進寺で10月1~2日、第741回日蓮聖人ご報恩感謝お会式が3年ぶりに営まれ、檀信徒約40人が参列した。コロナ禍のため規模を縮小し、出仕僧侶も近隣2ヵ寺からの2人に留めた。お会式の再開を喜ぶ檀信徒へ向け町田是敬住職は「規模縮小ながらもお会式ができたことで、コロナ禍やそれに伴う人口流出などが危惧される小さな町を明るく照らすことができました。日蓮聖人へのご報恩とは聖人の功徳を1人でも多くの人に伝え、地域社会を少しでも元気にすること」と話した。
2021年2月16日号
北海道東 中湧別町光照寺の宗祖降誕800年慶讃法要
【北海道東】中湧別町光照寺の宗祖降誕800年慶讃法要が2月16日に営まれ、檀信徒25人が集まった。管区の北端となる遠紋地区は医療施設が充実していないことなどもあって、新型コロナウイルス感染には神経質になっている。そのため慶讃法要の準備には慎重を期して臨んだ。またこの日は北海道地方に低気圧が発生し猛吹雪となった。このような状況で、参列をあきらめて自宅の仏壇の前で手を合わせることになった檀信徒も多数いたようだ。参列した役員以下の檀信徒は、時節柄大きな声でお題目は唱えられなかったが、参列をあきらめた人分までも心の中で大きなお題目を唱えた。お題目に感謝し、身の引き締まる感慨深い1日となったことだろう。