全国の通信記事
2024年1月15日号
神奈川3 竹内成行上人通夜・葬儀式
【神奈川3】 一月十五日(月)、十六日(火)、平塚市善性寺において第三十六世竹内成行上人の通夜・葬儀式が行われ、管内外の教師、檀信徒が多数参列した。
通夜・葬儀式共に神奈川県第三部宗務所山﨑浩道所長を導師に、管内有志出座のもと、しめやかに執り行われた。
葬儀式の讃嘆文の中で、山﨑所長は「上人は昭和四十一年に第三十六世の法灯を継承するや、幾多の寺門整備に止暇断眠の法輪を転じ、有縁の者帰依渇仰極めて厚きものあり。管内に有っては宗務所副所長等の役職を歴任、宗門に在っては昭和五十二年から計二期八年間に渡り第七区宗会議員に選出され、その間数多くの宗門各種委員にも席を置き広く宗門行政に尽瘁せらる」と述べ、住職在世五十九年の善性寺、宗門への長きにわたる遺徳を称えた。
最後に遺弟竹内法之師が参列者に向けて謝辞を述べ閉式となった。
不妙院日成上人
竹内成行
世壽 九十四歳
2023年11月17日号
神奈川3 年末たすけあい募金
【神奈川3】十一月十七日(金)社会教化事業協会(黒澤龍章会長)は小田原駅構内で「年末たすけあい募金」活動を行った。
本活動はコロナ渦より数年休止していたが、本年は4年ぶりの再会となった。
参加した管内教師七名と小田原市社会協会職員三名は、小田原駅・東海道線改札口、小田急線改札口の二か所に分かれ、約一時間にわたり通りかかる人々に募金を呼びかけた。
秋の行楽シーズンで混雑する駅構内で法衣を纏った教師が小田原に訪れた旅行者や買い物客などに募金を呼びかける中、多くの方が立ち止まり募金箱へ志を入れていた。
当日寄せられた募金は、小田原市社会協会を通じて赤い羽根共同基金に寄託された。
2023年10月21日号
神奈川3 かみふなかミニコンサート
【神奈川3】10月21日(土)、小田原市蓮華寺(羽田鳳照住職)は地元コミュニティ組織との共催で「かみふなかミニコンサート」を開催し、初出演の5つ出演団体・個人を含め計14組が出演。180名を数える来場者が演奏を楽しんだ。出演者は近隣中学校の吹奏楽部や、バンド演奏・三線・三味線・オカリナ・コカリナ・雅楽などの演奏があり、午前9時30分から午後4時30分までの間、演奏と手拍子などが途切れることなく音色が響いた。この発案者であり自身もサックス四重奏で出演した羽田鳳竜修徒は「前回開催時アンケートに、継続的な開催を希望される声をたくさん頂戴し近隣関係者と協議した結果で今日を迎えることができました。たくさんのお力添えのおかげで素晴らしい【みんなの手作りコンサート】ができました。全ての皆さまに感謝申し上げます。」と終演時に来場者と関係者へ語った。今回で2回目の開催となったコンサートでは前回同様に民生委員やボランティアなどによるおにぎりや豚汁の軽食と食品フードロスの活動に参画している団体からの寄付された菓子などを来場者と出演者に振る舞い、それぞれが自由に会話などを楽しみ、互いに交流できるスペースを設けるなど、地域住民の憩いの場も担っていた。
来場者アンケートでは「演奏者も来場者も全員が温かい雰囲気で気持ちの良い時間を過ごすことができた」「お寺で多彩な音楽を楽しみ、良い一日を過ごすことができた」「様々な人たちのつながりが楽しく、自分は良い人生を送っているということを実感することができた」との感想があった。