全国の通信記事
2019年7月29日号
熊本 青年会が林間学校
【熊本】 熊本県青年会は7月29日から31日までの2泊3日で林間学校を開催した。
今年は小学1年生から中学1年生までの子供たち47名が参加し、会場には廃校になった小学校が宿泊施設となっている美里町やすらぎ交流体験施設「元気の森かじか」を使用した。
緑に囲まれた場所で街中より涼しく、林間学校には最適な場所である。校庭、体育館、プール、食堂、充実した設備と環境の中での林間学校であった。
校庭では花火、そうめん流し、スイカ割り。体育館では熊本のプロバスケットボールチームヴォルターズのスタッフを招き、楽しく遊べるプログラムや試合をしたりとバスケットを通じてチームワークを学んでいた。青年会員が考えたゲームハイク。会員手作りのゲームを使って遊び、体育館中に大きな声が響いていた。期間中は大変暑い日だったこともあり、プールでは大人も子供も一緒になって遊び、冷たいかき氷をお替りする子が後を絶たなかった。
そして朝・夕のお勤め。今年はお勤めの際に青年会員が導師をするのではなく、子供たちにやってもらう形をとった。導師、木鉦、金座三人を、一度のお勤めごとに交代し、毎回子供たち中心でお勤めをした。全員が体育館の板張りのところを足が痛いながらも正座をし、みんな汗をかきながらお題目を唱えているところが印象的であった。
青年会員もみな汗だくになりながら動き回り、子供たちもやることたくさんのあっという間の3日間となったことだろう。
3日間を通して、子供たち、そして大人も体調を崩すこともなく、子供たちからは「楽しかった」と感想が聞けたことが何よりだったと青年会全員が安堵していた。
長崎 西海市大徳寺で燈継承式
【長崎】西海市西彼町大徳寺で7月29日、第8世加藤功承師の法燈継承式と第7世加藤法明上人の本葬が営まれた。
正干与の渡部智文上人から功承師へと払子が渡され、功承新住職は「檀信徒と異体同心にして法華経の広宣流布に努め、師父上人が大切にしていた言葉である『歩み入るものに安らぎを、去りゆくものに幸せを』の言葉を実践していきます。」と決意を述べた。
その後、渡部智文宗務所長を導師に令和元年5月8日に遷化された第7世加藤法明上人の本葬が営まれた。
法明師は、43年間大徳寺住職を勤め、その間、本堂・位牌堂移転建立、納骨堂建築、山門建築等寺観を一新し、地区参事・専任布教師・宗務担当事務長・伝道担当事務長・九州布教師連合会長等勤めた。また25年間保護司として活躍、法務大臣表彰を受けるなど多くの功績を残した。話題の豊富さ、法話の巧みさを惜しむ声が聞かれた。
大分 檀信徒協議会総会
【大分】大分県檀信徒協議会総会が、7月29日大分市ホルトホールで開催され、各寺院総代約20名が参加した。宗務所長改選に伴い、今年度から新しく法心寺檀徒、房前茂昭氏が会長に就任し、現況報告や予算等の審議が行われた。また会議の中で、各寺院総代は総代の袈裟章を付けること、日蓮宗新聞を購読することが確認された。