全国の通信記事
2024年3月14日号
福井中 廣橋是晃師500日成満帰山報恩会
【福井中】令和6年3月14日(木)鯖江市妙法寺(廣橋是晃住職)にて日蓮宗大荒行堂を無事に成満された帰山報恩会が同行七師の五行上人を迎え奉修された。
練り行列が境内に入ると、多くの檀信徒がお題目を唱え団扇太鼓を叩き迎えられ、七面堂にて法味言上を行い、続いて本堂にて来賓寺院や修法師会員はじめ本堂一杯の檀信徒の参拝の中報恩会が執り行われた。
式中の奉告文では、第五行の奥秘たる傳師相承を感得された廣橋上人が、一言一言、心から絞り出すかのように拝読され、報恩の意を仏祖三宝に捧げられた。
謝辞では、行中の色んな思いや全堂代表としての大変さを話され、迎えて頂いた檀信徒・寺族にも感謝の言葉を伝えられ、結びに休むことなく、お寺の為・法の為・宗門の為に日々の精進を約束された。
2023年11月20日号
福井中 寺庭婦人会研修会
【福井中】令和5年11月20日(月)福井中部寺庭婦人会(綿谷真弓会長)は越前市経王寺にて福井中部布教師会会長坂井是真上人に『法華経清浄写経』の修行法の指導を仰ぎ、第2回研修会を行なった。写経にするに先立ち、五種法師のお話、写経観念の解説、佛の真理を話せれ、参加者は作法に準じて塗香でお清めをし、静寂の中で筆をすすめた。揮毫した写経は来春を目安に石川県羽咋市妙成寺様へ奉納を計画している。参加した会員から「各々のペースでの書写行は、あたかも瞑想のようで、写経後は身も心もスッキリとして、とても貴重な体験ができました。」との声が聞こえた。
2023年10月30日号
福井中 青年会が無住寺清掃活動
【福井中】令和5年10月30日福井県鯖江市妙真寺において、福井県中部青年会(青木康純会長)会員8名によって本堂内外の清掃活動を行なった。青年会では会員による勉強会を行なっており、その一環としてご本尊や位牌などに積もったホコリを丁寧に拭き取った。当寺は山に面しており、その山を文殊山といいう。文殊山を日像上人がお通りになり、その際大きな岩にお題目を彫られ、代々住職がその大きな岩を守り続けており、当寺の山号は岩題目山という。4年前に住職が亡くなった以降、無住になっており、檀徒も一件のみで本堂内外の清掃が手付かずであったが、竹澤即英上人(勉強会担当)はこのままではいけないと思われ立案した。青木会長は「小さな一歩であるが皆と共に信仰を守りたい」と汗を拭った。