全国の通信記事
2024年7月20日号
広島 夏休みお寺修行体験
【広島】 広島市中区の本覚寺(渡部公友住職)で、7月20・21日、1泊2日の【夏休みお寺修行体験】が開催された。今回も定員を超える応募があり、小学生男女16人が参加した。
参加者は、1日目は広島中央公園ファミリープールでの水遊び・映画鑑賞・花火などのレクリエーション、2日目は朝のお勤め・被爆体験伝承講話の聴講・写経などのカリキュラムに取り組んだ。
2015年度の初開催以来コロナ禍を挟んで8回目となったが、被爆寺院である本覚寺の特性を活かした内容が大変好評であり、終了後のアンケートではカリキュラムだけでなく、食事やスタッフのサポートなどの評価が高くリピーターも多いのが特徴である。
渡部住職は「毎年少しづつカリキュラムを変えマンネリ化しないよう、今後も青少年教化活動を継続していきたい」と語った。
2024年3月30日号
広島 常國寺二引両桜まつり
【広島】三月三十日、三十一日に広島県福山市宗門史跡常國寺にて「常國寺二引両桜まつり」が開催され、二日間で県内外から約四百二十名の参加があった。
本堂では、寺宝である室町幕府最後の将軍・足利義昭公ゆかりの品の特別公開と、「琴・三味線・琵琶」の邦楽演奏が行われた。客殿では、表千家・裏千家・上田宗箇流の三流派による茶会が開かれた。
翌四月十三日から十五日には、法華経読誦漸読千部会が営まれた。天童音楽法要では、小学校新一年生を中心に十二人の天童が出仕し、お釈迦様に甘茶をかけ、花・灯明をお供えした。
法要の終わりに、参列者全員で「世界平和祈願」と「能登半島地震早期復興祈願」をお唱えした。
常國寺では、一人でも多くの方にお題目のご縁を結んでいる。
2023年11月16日号
広島 スタンダップコメディーショー
【広島】 11月16日、広島市中区の本覚寺(渡部公友住職)で、SNSフォロワーが30万人を超えるお笑い芸人、せやろかいおじさんによるスタンダップコメディーショーが開催された。
せやろがいおじさんこと、榎森耕助さんは奈良県出身で、2007年から沖縄県でお笑いコンビ「リップサービス」として活動し、2017年から「せやろがいおじさん」として社会問題などへの問題提起を行っている。今回は「Rest and Run全国ツアー」として主催者募集中であることを知った渡部住職が、広島公演の開催に手を挙げたことで実現した。
当日は、榎森さんの家族などの身近な話題から、沖縄や万博の問題など、1時間半以上にわたる爆笑トークに、30人を超える観客は大いに盛り上がり、拍手の嵐が吹き荒れていた。
参加者の女性は、「せやろがいおじさんのショーは初体験だったが、ネット等での「言葉のキャッチボールとドッジボール」の話は自らも反省すべき点だと思った。とても楽しかったのでまた本覚寺で開催してほしい」と感想を述べていた。