全国の通信記事
2025年4月27日号
広島 福山市妙政寺で入寺式
【広島】4月27日(日)広島県福山市長久山妙政寺において、第29世退任並第30世法燈継承入退寺式が行われた。当日は、管内外有縁の各聖、檀信徒ら約300人が参列した。
式では、新住職宇根海慎師に鹿内要秀広島県宗務所長より辞令が伝達され、退寺し院首となる宇根海静師より払子が継承された。新住職は、御宝前で払子を振り、入寺奉告文を力強く読み上げた。
祝辞では、中山法華経寺貫首新井日湛猊下、縁頭本山京都頂妙寺貫首田中日淳猊下、広島県宗会議員松本恵行僧正、福山市通安寺院首北川日守僧正から、前住職に慰労の言葉を、新住職にはお祝いの言葉が贈られた。
謝辞では、前住職宇根海静師から管内外有縁の各聖、檀信徒に長年支えて頂いた感謝を述べられた。最後に新住職宇根海慎師は、この法要への御協力の感謝と妙政寺の護持発展に尽力することを誓われた。堂内からは盛大な拍手が、前住職、新住職に送られた。
また当日は、住職交代を記念して稚児行列も行われた。地元の子どもたち66人が参加し、新住職宇根海慎師導師のもと天童音楽大法要が厳修された。
2025年3月29日号
広島 第2回 常國寺二引両桜まつり
【広島】三月二十九日、三十日に広島県福山市宗門史跡常國寺(濱田壽教住職)にて
第二回「常國寺二引両桜まつり」が開催され、二日間で県内外から約五百名の参加があった。
本堂では、寺宝である室町幕府最後の将軍・足利義昭公ゆかりの品の特別公開と、「琴・三味線」の邦楽演奏・小噺が行われた。客殿では、表千家・裏千家・上田宗箇流の三流派による茶会が開かれた。
翌四月十二日から十四日には、第百四十七回「法華経読誦漸読千部会」が営まれた。天童音楽法要では、小学校新一年生を中心に十三人の天童が出仕し、お釈迦様に甘茶をかけ、花・灯明をお供えした。
本年は終戦・八十年に正当し、「広島・長崎被曝追悼法要」と「世界平和祈願」が行われた。
常國寺では、一人でも多くの方に法華経・お題目とのご縁を結んでいる。
2025年2月17日号
広島 根師宏明師帰山式
【広島】二月十七日、広島福山市において、壽泉寺修徒根師宏明(日宏)上人の日蓮宗大荒行堂初行成満帰山奉告式が勤修された。行僧九名は檀信徒と共に、お題目の声と太鼓の音を響かせながら行列し 、僧侶檀信徒約百二十名に迎えられ壽泉寺に到着した。
初めに本堂前で水行式が行われ、続いて堂内で広島県法華和讃会により「行僧歓迎和讃」が奉唱された。奉告式では、行僧の力強い読経が響き渡り、御宝前に初行成満の奉告がなされた。
広島県修法師会会長西嶋崇明上人より許證が伝達され、広島県宗務所長鹿内要秀上人より任命証が授与された。
続いて、京都大本山妙顕寺貫首及川日周猊下、広島県宗会議員松本恵行上人から祝辞が述べられた。
最後に宏明上人は、
「家族や檀信徒、先輩上人が支えてくださったおかげで、
厳しい百日の修行も無事成満することが出来ました。
今後も修行続け、師父と共にお寺を盛り上げ、皆様に恩返しをしていきたいです」と
語られた。