全国の通信記事
2024年12月7日号
大阪豊能 能勢門中寺院巡り
【大阪豊能】 宗務所主催の第18回豊能連合立正婦人会『能勢門中寺院巡り』が12月7日、能勢町妙唱寺で開催され、檀信徒32人が参拝した。
妙唱寺は立野家の姫である立野妙唱尼が、元禄12年(1699)頃、現在地に建立した妙唱庵を起源とする寺院。その後、2度の火災に見舞われ堂宇を焼失するも、妙唱尼以来、代々伝わる立野鬼子母神の御尊像のみは奇跡的に無傷で残り「火中出現の鬼子母神」として信仰を集めていることを、髙橋大光住職が紹介。諸堂見学の後、仏事作法講習が行われ、数珠の扱い方などの所作を学んだ。
2024年11月27日号
山梨3 護法団体参拝
【山梨3】宗務所(岡本正富所長)と檀信徒協議会(金丸忠仁会長)が11月27日、28日1泊2日で護法団参を行った。
昨年度から再開された護法団参には、前回同様、多数の参加希望があった。檀信徒、教師合わせて88名が集まり、大型観光バス3台で、東京都大田区池上の日蓮宗大本山池上本門寺(管野日彰貫首)、を参拝した。令和十三年には、日蓮聖人七百五十遠忌を迎えるが、それに先立ち、十数年ぶりの参拝となった。池上本門寺は、日蓮聖人御入滅の地としてあまりにも有名な霊場であり、檀信徒・教師問わず、個人的に一度は参拝に訪れた事があることだろうが、たくさんの仲間とともに参拝し、お題目を一緒に唱えることが団参の醍醐味であろう。
当日は、管野貫首の頂経を賜り、御法話を拝聴した。その後、参加者らは日蓮聖人の御尊像の御開帳を受けた。この日蓮聖人像の右手には御生母の髪の毛を差し入れた払子をお持ちになっていると言われる。そんな日蓮聖人像を目の前に、参加者らは神妙な面持ちで参拝した。
参加者からは、「今年も参加できて良かった。他のお寺の皆さんとも親睦を深める事ができた。年に一度でもお互いの顔を見ることができて、嬉しく思う。」という声も聞かれ、檀信徒相互の親睦を深めるという意味でも、団体参拝の意義を、改めて感じる事ができる時間となった。
2024年10月24日号
愛知尾張 日帰り団参
【愛知尾張】10月24日に尾張日蓮宗青年会主催の日帰り団参がおこなわれ、檀信徒64名が参加した。
当日は晴天に恵まれる中、午前中に長野県伊那市にある蓮華寺(長谷川湛道住職)を参拝し御開帳を受け、その後住職による蓮華寺の縁起や女人成仏についての法話がおこなわれた。法話終了後に本堂内にて記念撮影をし、蓮華寺を後にした。
昼食をはさみ、午後には紅葉の名所としても有名な天台宗別格本山の光前寺を参拝し、霊犬早太郎の墓や参道のヒカリゴケなど様々なものを拝観した。
参加者からは「楽しかった。また来年も参加したい。」との声も上がり、終始和やかな雰囲気の中、団参は終了した。