全国の通信記事
2025年5月19日号
東京北 岡山最上稲荷妙教寺参拝の旅
【東京北】令和七年五月十九日・ニ十日、『岡山最上稲荷妙教寺参拝の旅』と題し、東京都北部護法団参(参加者五十一名)が実施された。
一日目、羽田空港に集合し、飛行機にて出発した一行は、岡山空港よりバスに乗り換え、昼食会場である最上稲荷妙教寺顕妙閣へ向かった。
昼食を済ませ、一行は最上稲荷妙教寺本殿にて特別祈祷を受け各々の祈願を最上稲修法師の方々に祈念して頂いた。祈祷後、最上稲荷妙教寺山主稲荷泰瑛僧正よりご挨拶、並びにご縁起を拝聴した後、結団式を行い、荒居稔宣宗務所所長より、今団参の参加御礼の御挨拶が述べられた。その後写真撮影を行い、インドの仏塔を思わせる仁王門や、神仏習合の特徴的な建造物である旧本殿、微細な彫刻が施されている七十七末社郡などの諸堂を参拝した。
参拝後バスに乗り妙教寺を後にした一行は、大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社、吉備津神社を参拝した後、夕刻に岡山国際ホテルに到着。夕食時には、落語家の柳家我太楼師匠より催しを賜り、今団参に華を添えて頂き、一日目の行程を終了した。
二日目、ホテルを出発した一行は、江戸時代を代表する大名庭園の一つである岡山後楽園を見学した。
見学後バスに乗り、白壁の蔵屋敷、なまこ壁、杉並木など、趣ある景観が楽しめる倉敷美観地区へ移動。伝統的な建物が作り出す町並みを散策した一行は、その後昼食会場である、倉敷国際ホテルに移動し洋食料理を堪能した。また、同ホテルにて解団式を行い、冠哲史伝道事務長より今団参の総括を頂戴した。
14時頃に岡山駅でお買い物を済ませ、新幹線に乗り夕刻には東京駅に無事の到着を以て全行程を円了した。
奈良・広島団参で厳島神社ほか参拝
【奈良】宗務所(小野瑞正所長)は五月十九日、二十日、二十一日に広島への団体参拝を開催し、僧侶檀信徒四十六人が参加した。
初日のバスでは布教師会員による車中法話が行われ、参加者たちは日蓮大聖人の御 生涯の説明に聞き入っていた。
二日目は、厳島神社千畳閣において第三十回法華経読誦施餓鬼大法要に奈良の教師も出仕し、法界萬霊の供養と世界平和の祈りを捧げた。
三日目は、自昌山國前寺を参拝し、約千二百年の歴史があり、参加者たちは興味津々に寺院を訪れた。
奈良県宗務所は今後も団体参拝を続けていきたいと考えている。
2025年4月4日号
香川 女木島・日蓮聖人銅像参拝
【香川】4月3日に香川県宗務所主催で、毎年恒例の女木島日蓮聖人銅像参拝が執り行われた。
今回は僧侶7名、檀信徒12名が参加した。女木港から銅像までは山道を約30分登るが、当日の天気は晴れ渡り山桜が咲き誇る中、全員で日蓮山を登詣した。
到着後全員で銅像周りの奉仕活動を行い、宗務所(石倉敬之所長)の導師の下、法味言上をした。
日蓮宗香川県檀信徒協議会会長小比賀亨氏より「この地に日蓮聖人銅像をお迎えし、89年が経ちますが今後もこの銅像をお守りし、後世に繋いでいきたい」とお話をされた。