全国の通信記事
2025年11月23日号
北海道東 十勝組寺お会式
【北海道東】十一月二十三日(日)、十勝組寺会(大沼公経会長)は、音更町妙源寺(会長自坊)を会場に、「十勝組寺お会式新和讃奉唱」を開催した。二十回目の節目を迎えた今回は、管内より約百名の檀信徒が一堂に会した。
法要に先だって、下森孝俊師(広尾町広教寺住職)による、高座説教を聴聞した後、報恩感謝の統一奉讃和讃が奉唱される中、組寺各僧が入堂。僧俗一体となって法要が厳かに執り行われた。
参加者の藤川隆子さん(帯広市法華寺檀徒)は「長年続けられてきたこの交流事業によって、各地の顔なじみの方ともお会いできるので、毎年有難く楽しみにしています。大聖人に本当にご恩を感じています。これからも尚一層、日々の信行に励みたいです。」と語った。
2025年11月20日号
静岡中 車返結社でお会式法要
【静岡中】宗務所(塚本智秀所長)は11月20日、宗門史跡「車返結社」にて「お会式法要」を宗務所職員と地域の護持世話人を合わせた15名と共に営んだ。
車返結社は鎌倉から身延山への道中にある霊跡であり、宗門に史跡認定されている日蓮聖人ゆかりの聖地。
地元の他宗の方たちが、法要を行う特別な日だけ「一日法華」となって護持してきたという特殊な歴史をもつ。
法要後に塚本所長は世話人の日頃の護持丹精に感謝を述べられた。
またお堂内に飾られている日蓮聖人のご一生を描いた、歌川国秀作の「日蓮聖人御一代絵」について取材を行っている日蓮宗新聞通信員の臼武上人より作品の解説が行われた。
参列者は熱心に耳を傾け、普段見なれていた御一代絵を改めて興味深そうに観察していた。
2025年11月16日号
福島 白河市妙関寺で庫裡落慶法要
【福島】11月16日、白河市妙関寺で庫裡落慶法要並御会式法要(巻延彦住職)が執り行われた。僧侶檀信徒含め約100人が参列した。
法要前の記念講話では、千葉県市原市光徳寺住職の宮川了暢師が御会式に際し、日蓮聖人の「孝養」について語った。特に、「御祖師様が持つ払子の謂れは、御生母の髪の毛である」という話に参列者たちは熱心に耳を傾けている様子だった。
落慶式は管内の修法師を中心に出仕し、導師は住職の巻延彦師が務めた。御本尊や歴代の先師たちに法要の趣旨(庫裡の完成)を知らせる奉告文では、檀信徒たちにも内容が伝わるよう、わかりやすい言葉を用いて明瞭に読み上げられた。その中で住職は、大業をなすには「三つの力」を要するとし、天の時(良き頃合い)、地の理(有利な条件)、人の和(寺と檀信徒の絆)、これら三つが重なったことで、庫裡建て替えという大仕事を達成できたと報告した。
また法要後の挨拶では、これからのお寺には伝統を守り受け継ぐ面と、新たなことに挑戦していく面の「二面性」が必要だとし、住職として双方を大切にしながら邁進することを誓われた。
庫裡建設の発願から約2年で完成に至ったという。その背景には、7人の総代役員から特に大きな支援・寄進があったことが伝えられた。住職は妙関寺を支えてきた檀信徒たちと、その場に居た全ての関係者たちに感謝の言葉を口にした。お寺と檀信徒たちが年月をかけて紡いできた和。そんな信頼の強さを感じさせる法要であった。



















