全国の通信記事
2023年9月27日号
茨城 一日荒行堂
【茨城】茨城県修法師会(長谷川玄應会長)は、9月27日に筑西市立正寺(齋藤要学住職)で一日荒行堂を開催し、本年度入行予定者3人を含む19人の僧侶が修行に臨んだ。午前10時の開堂式で長谷川会長が結界を宣言。僧侶たちの読経の声が大きく響いた。午後3時には檀信徒が集い、僧侶の水行を見守った。続いて県布教師会の岡田祥導専任布教師が法話。その後、修法師が祈祷を行い、檀信徒の身体健全などを祈願した。訪れた檀信徒は「なかなか見る機会がない修行を見ることができて感激した」と話していた。
2023年9月26日号
北海道東 交通安全キャンペーン
【北海道東】修法師会・青年会有志10人が9月26日、紋別市妙進寺を主会場に交通安全キャンペーンを展開した。
はじめに久富慈順会長を先頭に市内の唱題行脚を実施。うちわ太鼓の音が近づくと幼稚園や小学校では初めて見たであろう僧侶の唱題行脚を興味深く見つめていた。打ち鳴らす太鼓とともに「交通事故撲滅と安全運転奨励」の願いが街中を巡った。
妙進寺では檀信徒約20人が行脚隊を迎え、行脚隊へ労いの言葉をかけた。すぐに久富会長を導師に交通安全祈願が営まれた。木剣が打ち鳴らされると参拝者はびっくりとした様子で、なかには泣き出す人もいたが、式後に聞いてみると「感動しました。心を打たれて気持ちよくなり自然に涙が出てきました」とのことだった。
今年度当番寺院・妙進寺の義援金募金は来年3月まで続き、3月末に久富会長と町田是敬住職が紋別市警察署に集まった浄財を届けることになっている。1人の僧侶ではなかなかできないことも、複数の僧侶の力ならできることを再認識させるイベントとなった。
2023年9月19日号
大阪豊能 第89回「一日研修道場」
【大阪豊能】宗務所主催、檀信徒協議会が後援する第89回「一日研修道場」(昭和56年以来、年2回開催)が9月19日、能勢町圓珠寺(山下義識住職)で開催され、檀信徒29人が参加。開式の法味言上に続いて、書写行の後、植田観樹師(眞如寺住職)の講義『法華経の行者日蓮聖人』その4を聴聞。午後は藤井淳至師(京都本瑞寺住職)を講師に迎え「怠ることなく励む」と題する法話を聴聞した。コロナ禍中は感染予防の観点から昼食を取らない半日の形式であったが、今回から9時-16時の通常カリキュラムに戻しての開催となった。